大阪に「中百舌鳥」駅という駅があります。
南海電車の駅なんですが、いわゆる大阪から南方面に走る電鉄です。
和歌山にも行きますかね。
で、なかなか読みにくい駅名ですよね?こういう駅のことを「難読駅」というんだそうです。
大阪にはいくつか難読駅が存在します。
例えば、「十三」= じゅうそう
他にも「喜連瓜破」 = きれうりわり
「河堀口」=こぼれぐち、
「御幣島」=みてじま、
「放出」=はなてん、
「吹田」=すいた、
「私市」=きさいち
などです。
たしかに読みにくいですよね?
で、本題の「中百舌鳥」は「なかもず」といいます。
?????
ん?
「こぼれぐち」や「みてじま」など、たしかに読みにくいですが
何となく”なるほど”と思えるじゃないですか?
でもね、「なかもず」は字数が合ってなくね?と思いません?
中百舌鳥の「中」を”なか”と読んだら、「百舌鳥」は”もず”になるよね?
3文字に対して2文字の仮名はおかしくね?
だから
「中」=な、「百」=か、「舌」=も、「鳥」=ず
と考えることにしてます。
でね、
よくよく見てみると「中百舌鳥」駅の近辺に、JRで「百舌鳥駅」というのを発見したんです。
呼び方は「もず」らしい。
漢字3文字だけど、仮名は2文字。
なんでかな?と思って調べてみました。
なんで呼び名がこうなったの?って
たしかに、こう書いてます。
JR駅の中でも、仮名(もず)よりも漢字(百舌鳥)の方が字数が多い唯一の駅である
理由は、1929年に仁徳御陵前停留場(にんとくごりょうまえていりゅうじょう)いう駅名で設置され、その後1938年に百舌鳥御陵前停留場(もずごりょうまえていりゅうじょう)に改名。
1944年に戦時買収により国有化され、国鉄となる。と同時に駅に昇格し百舌鳥駅(もずえき)改称。
は?