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シャッタースピーズのテーマ

わかっちゃいるけどUP&DOWN

 

司会者「今年もやって参りました『このマンガが凄い!っと思うよ2018』まさか2018年はフェスブログに駆り出されると思っていませんでしたので私は約3ヶ月ぶりの登場です。」

 

いけだ「しかもまだフェスブログ完結してないって言うね」

 

司会者「あっちにはもう私は登板しませんよ。それでは毎年のことですがルールを確認します。」

 

・現在連載中もしくは2018年内に連載が終了した作品が対象 

・過去にランクインした作品でもランクイン可

 

いけだ「昨年のベスト10がこちら」

 

1位 波よ聞いてくれ

2位 岡崎に捧ぐ

3位 アオアシ

4位 BEASTERS

5位 ぐらんぶる

6位 バトルスタディーズ

7位 ハピネス/血の轍

8位 ゆうべはお楽しみでしたね

9位 約束のネバーランド

10位 推しが武道館いってくれたら死ぬ

https://ameblo.jp/iken926ss/entry-12344254033.html

 

いけだ「ぶっちゃけ2017年がそうそうたる顔ぶれ過ぎて、今年は苦しかったです。」

 

司会者「いきなりそれ言います?」

 

いけだ「隔年現象はあると思うんですよね。というわけで来年に期待!んじゃらば!」

 

司会者「何も発表せず終えないで下さい!とりあえず20位から11位をまとめて発表しますよ」

 

20位      金田一37歳の事件簿

19位      ぐらんぶる

18位      トマトイプーのリコピン

17位      海街diary

15位      勇者たち

15位      零落

14位      青の祓魔師 エクソシスト

13位      監獄学園

12位      ゆうべはお楽しみでしたね

11位      ハピネス

 

いけだ「『金田一37歳の事件簿』は内容はそこまでなんだけど、企画としての面白さと堂本剛でスペシャルドラマでいいから一回やって欲しいという願いを込め20位。『トマトイプーのリコピン』は前作の『いぬまるだしっ!』と比べると笑いの熱量は落ちるんだけど、大石先生頑張ってという想いを込めて18位にしました。」

 

司会者「下位だからって私情挟み過ぎでしょ」

 

いけだ「このランキング自体私情の塊なのに何言ってるんです?」

 

司会者「確かにそうですね。失礼しました。その2作品以外はおなじみの顔ぶれですが、同率15位に浅野いにおの作品が2つランクインしています。」

 

いけだ「零落が凄く良かったんですよね。33歳の夏に読んで良かった。<悪いにお>の集大成感あって。デデデデとは真逆な感じ。んでもって『勇者たち』は<良いにお>で、企画としてもギャグとしても良く出来てると思いました。」

 

司会者「17位『海街diary』と13位『監獄学園』は2018年完結でしたね。」

 

いけだ「海街は不定期連載だった弊害で2006年の連載開始当初はみんなガラケー使ってたのに作中わずか3年の間にスマホに変わってて、LINEをもじったサービス『ニャイン』が普及してるっているね。それはまぁ逆に面白いからいいんだけど、作中で話題に出るだけで絶対に姿が描写されず、映画版でもそのルールは守られたアライさんというキャラクターが、ラストに首から下だけ出てきたのはちょっと残念でした。監獄学園はまぁ上手く終われたんじゃない?騎馬戦終わってからはラブコメ全開で良かったと思うよ」

 

司会者「11位の『ハピネス』ですが、今年は五所さんの話はいいんですか?」

 

いけだ「今年は五所さん無双無かったし、あと同時連載の『血の轍』が個人的にイマイチになってきたので多くは語らずでお願いします。」

 

司会者「それではベスト10の発表に参りましょう」

 

第10位「いつかティファニーで朝食を」

 

 

 

いけだ「これ誰かが馬鹿にしてるのをTwitterでみかけて、なんとなく食わず嫌いしてたんですけど読んだらメッチャ面白かった。別に新しくも無い漫画なんですけど、主人公達が仕事辞めたり恋愛模様が変化してきて、直近の展開がかなり熱くなってきたのでベスト10入り」

 

司会者「だいぶ今更ですね。ドラマ版なんて2015年ですよ。」

 

いけだ「ドラマなんて存在すら知らなかったです。そもそも『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』と同じ作者だと知らなかったですからね。アラサーの仕事や恋愛に関してのあるあるが詰まってて良い。色々な悩みに行き詰まっても最後は美味しい朝食で少し希望が見えるって話の繰り返しなのに、読んでて心地良いんですよね。作中のお店も実際に存在する店舗なので、行ってみたい店がたくさん出来ました。朝食は家派なので、なかなか実現出来ませんが。」

 

第9位「かくしごと」

 

 

司会者「久米田康治の作品なんていけださん読むんですね。」

 

いけだ「絶望先生もかってに改蔵も読んだこと無いです。まぁ絶望先生がどんな感じの作品なのかはネットの影響でなぜか知ってるんですけど。」

 

司会者「娘にマンガ家であることを隠し通そうとするマンガ家と、その娘の日常を、マンガ家あるあるネタを交えつつ描かれる久米田自身の体験談を思わせるハートフルコメディ。タイトルは「隠し事」と「描く仕事」のダブル・ミーニングとなっています。」

 

いけだ「末尾以外Wikipediaからの引用お疲れ様です。このマンガの好きなところは、漫画家あるあると大御所漫画家イジりですね。」

 

司会者「『からくりサーカス』の藤田和日郎とか思いっきりイジってますよね。」

 

いけだ「藤田和日郎もあまり読まないんですけど2018年は『双亡亭壊すべし』を結構読んでたんで、面白く読めました。あとはコナンネタも良かった。月刊マガジンでやってるのにサンデーネタ多過ぎですよね。それでいてコミックスの巻頭に毎回数ページ差し込まれている数年後の娘の描写が意味深で、このギャグ漫画いったいどこでシリアスな展開になってくるんだってのも気になります。」

 

第8位「ロッキンユー!!!」

 

 

司会者「ジャンプ+で連載中のロッキンユー!!!がWEB漫画ながら堂々の8位にランクイン」

 

いけだ「残念ながら2019年1月7日号を持って休載になりましたが」

 

司会者「えっ、そうだったんですか?元々休みがちだったり不定期なところありましたけど」

 

いけだ「まぁそこは目をつぶるとして、ロックの初期騒動が現代風にアレンジして描かれてるのはいいなと思って8位にしました。」

 

司会者「WEB漫画はあまり読まないんですけど、どういうストーリーなんですか?」

 

いけだ「打ち込めるものを探していたごく普通の少年タカシと『NUMBER GIRLが義務教育』とか言っちゃう根暗ロック馬鹿のアキラ、2人の主人公が出会ったことで物語がはじまる青春ロックものですね。」

 

司会者「いけださん、日々ロック(2012年&2015年1位)とかBECKとかロック漫画好きですもんね」

 

いけだ「日々ロックとBECKを一緒にして欲しくないくらい日々ロックが好きだし、日々ロックと比べたらロッキンユー!!!なんて天と地の差がありますけどね。でも、このマンガで凄く好きなシーンがあって、主人公達のバンドの初めてのライブで1曲演奏し終わった後のMCで、突然ボーカルのタカシが『あーっ』と叫んで、演奏した曲の持つ本当の意味に気づき、そのことを言ったときのアキラの『うん、そう、あたり』という反応の一連の流れ。この作品、絵が突然キラキラふわふわしだしてちょっとしんどいところもあるんですけど、このシーンが良くて、上位にランクイン出来たって感じですね。」

 

司会者「今後の展開次第で上に行くか下に行くかって感じですかね。連載再開が楽しみです。」

 

第7位「邦画プレゼン女子高生 邦キチ映子さん」

 

 

 

司会者「またもやWEBで連載中の邦キチ映子さんがランクイン。高校の映画部に所属する邦画大好きの映子さんが、邦画をあまり観ない部長を振り回すドタバタ映画プレゼンコメディですね。」

 

いけだ「映画漫画は結構2018年読んでて、『木根さんの1人でキネマ』も大好きだし、『怒りのロードショー』も割と趣味が合うんだけど、邦キチが突き抜けて趣味が合うので代表してランクインさせました。ギャグとしても映子さんのキチっぷりで笑っちゃうし、俺自身洋画も観るけど邦画も大好きなんで、そことの親和性は大いにありますよ」

 

司会者「お気に入りの回はどれですか?」

 

いけだ「市原隼人の回はお腹痛くなる位笑いました。『コハダの寿司食いね!』は反則ですよ。あとはまだコミックスには出てませんがハイロー回」

 

司会者「いけださん、もしかしてハイローが取り上げられたからランクインさせてません?」

 

いけだ「ハイロー回はマジで最強最高でしたから。でも、それだけで上位にしたわけじゃないですよ。もちろん邦キチとハイローの相性は抜群だし、この漫画を象徴させる神回だとは思います。市原隼人とハイローには近いモノがある。」

 

第6位「ランウェイで笑って」

 

 

司会者「家が貧しいなかでファッションデザイナーを目指す少年と、低身長ながらもトップモデルを目指す少女を描いたファッション業界漫画が6位」

 

いけだ「ファッションデザインをテーマにした漫画で絵柄も可愛らしいけど、連載は少年マガジンでバリバリ王道の少年漫画なんですよ。実質スポ根だし、マガジン連載だし、これは『AKB49 恋愛禁止条例』(2012年3位、2014年8位、2016年2位)の再来かもしれないと、かなり期待している漫画です。」

 

司会者「『AKB49』もアイドルを題材にしながらもメチャクチャ熱いスポ根漫画でしたからね。しっかり人間ドラマを描きつつ、ファッション業界のことを興味無い人にもわかりやすく説明してくれて興味が持てる作りが評価されていますよね。」

 

いけだ「俺なんて、『ランウェイで笑って』に触発されて、猫町倶楽部のドレスコードで今まで段ボールを素材にした仮装ばかりだったのが、手縫いで衣装作るようになったからね。」

 

 

司会者「なんですか、このブリーフまみれは?」

 

いけだ「これはハロウィンのときのやつで、修学旅行の帰りに先生が『この忘れ物のパンツ誰のですか?』って聞いてるのに誰も名乗り上げなかったパンツたちの亡霊『妖怪白ブリーフおじさん』っていう仮装です。」

 

司会者「・・・もう片方の赤いやつは・・・」

 

いけだ「新年会のドレスコードが『紅白』だったので2018年の紅白の広瀬すずの衣装を真似してみました」

 

司会者「・・・それでは次の順位に行きましょう」

 

第5位「ブルーピリオド」

 

 

 

いけだ「今までほとんど絵を描いてこなかった高校3年生の主人公が、ある出来事をきっかけに油絵で美大を目指す、青春漫画です」

 

司会者「なんか6位の『ランウェイで笑って』と傾向が似てません?」

 

いけだ「それは否定出来ない。やっぱり青春漫画が大好きだし、主人公の葛藤と覚醒が漫画の魅力として際立ってると上位に入れてしまいますね。ブルーピリオドは3巻で主人公が覚醒するシーンがあって、そこの見開きは久々に漫画で熱くなりました。」

 

司会者「いけださん覚醒するシーン好きですよね。」

 

いけだ「悟飯のスーパーサイヤ人2しかり、アニメだけどグレンラガンしかり覚醒シーンは漫画の華ですからね。」

 

司会者「ゴンさんは?」

 

いけだ「あれはチョット違うよなぁ。それでは5位まで発表したんですけど、4位から1位はまとめて発表したいと思います。」

 

司会者「えっ!なんで???」

 

 

第4位「アオアシ」

第3位「BEASTARS」

第2位「波よ聞いてくれ」

第1位「岡崎に捧ぐ」

 

いけだ「昨年のベスト4と順位が入れ替わっただけで、代わり映えないんですもん。」

 

司会者「3位と4位が、1位と2位が入れ替わっただけですね。逆に10位から6位までは全部初エントリーでしたが」

 

いけだ「正直、ベスト4と5位の「ブルーピリオド」に差がありすぎて、このまま単純に発表するのもしんどいなと。ある意味『ブルーピリオド』は今年の1位みたいなとこもあるんですけど、この四天王には敵わないので」

 

司会者「『ブルーピリオド』への期待値が高まっていたところで、その言葉は聞きたくなかったです。一応4位から聞いていってもいいですか?」

 

 

いけだ「4位『アオアシ』はJリーグのユースチームを舞台にしたサッカー漫画ですが、主人公がどんどん成長してきて、次第に周りを巻き込んで行けるようになって来たのが感慨深いですね。ユースのAチーム(一軍)に合流してから少しだけ話の勢いが落ちたかもしれませんが、これからAチームの主力メンバー達にも認められるようになって来たらもっと面白くなってくるかもしれません。キャラクター達の個性や心理描写の鋭さも相変わらず際立ってて素晴らしい」

 

司会者「それで、ワンランク上がった『BEASTARS』はいかがでしょう?」

 

 

いけだ「最新刊11巻が素晴らしかったですね。物語の冒頭に学園で起きた草食動物の食殺事件の犯人と主人公のハイイロオオカミのレゴシが対決するんですけど、そのレゴシを取り巻く周りの人間関係(否、動物関係)も加速して、ドラマのドライブ感が凄まじかった。」

 

司会者「そろそろ物語は終焉なんですかね。」

 

いけだ「これだけキャラが立った動物たちがたくさんいるのに終わってしまうのは、とてももったいない気がしますが、おそらくあと数巻で終わる気がします。伏線が諸々回収されてきてた中で新たに「○○編!!」とか言われても興ざめしちゃいますし。」

 

司会者「そういえばいけださん昨年ランクイン時点で観ていなかった『ズートピア』はごらんになられたんですか?」

 

いけだ「観ましたよ。肉食獣と草食獣がわかり合えないなかで通じ合っていくという根底のテーマは同じですけど、BEASTARSの方が世界観の奥行きというか闇深さとかは深くて、一方ズートピアはどうしてもディズニー的な陽の世界観が強いかなと思いました。ギミック的な部分は3Dアニメーションであるズートピアの方が凝ってるし、どちらも素晴らしい。まぁ同じウサギならジュディよりハルちゃんかな。」

 

司会者「ケモナーですか?」

 

いけだ「いや、俺はケモナー路線は薄いと思いますよ。猫耳すら興味ないというか、どちらかというと減点ですもん。なんかBEASTARSはケモナーじゃない人が『ケモナーの気持ちが少しわかる』と思わせるのが上手で、ガチのケモナーがどう読んでるのかが気になったりしてます」

 

司会者「なるほど、そういうアンケートしてみたいですね。それでは2位の『波よ聞いてくれ』はワンランク下がりましたが、どうでしょう」

 

 

いけだ「2018年はコミックス1冊しか出てないので、楽しみが少なくとても辛かったんですが、その5巻はやっぱり最高でしたよ。最初の1ページの取材で和寒(ワッサム)に行く準備をしながら『どこ行くんだっけ?ダージリン?」みたいなくだりから声出して笑いましたから。それから作者得意の監禁展開に突入してストーリー漫画としてはわけわからない方向に進んでますけど、この作品に関してはとにかく台詞回しだけで突き進んで行けるので、どんな展開になっても面白い強みがありますよね。」

 

司会者「さすがにどんな展開でも面白いは言い過ぎでは?」

 

いけだ「むちゃくちゃな展開のオンパレードでもミナレさんのツッコミさえあればすべて乗り越えられる気がします。昨年1位にしたので、他の沙村広明先生の作品も色々読んでるんですけど、やっぱり『波よ聞いてくれ』が一番セリフのテンポがいいんですよ。ラジオ局を舞台にした作品だけあって、作者自身も読むラジオのような台詞回しに非常にこだわってるみたいですし。若いねーちゃんと付き合ってるからじゃなかったんだなと。本当に心の底から愛してる作品ですよ。」

 

司会者「なるほど。それでは『このマンガが凄い!っと思うよ2018』の1位に輝きましたのがこちら」

 

 

いけだ「完結記念で1位!おめでとう!」

 

司会者「そんないい加減な。」

 

いけだ「いや、最終刊素晴らしかったんですよ。第1話の俺はすっかり忘れていた伏線も回収したり。」

 

司会者「いけださんと同じ年の山本さほ先生の小学校時代から漫画家になるまでを描いたアラサーのちびまる子ちゃんとも呼ばれる作品ですが、やはり同世代として共感できる部分が多いというのもあるんですかね」

 

いけだ「漫画家になるというか、岡崎さんをテーマにもう一回漫画を書くという決意をする部分はとても良かったですよ。あと、アラサー読者は90年代の思い出に浸りたくてもっと小学校時代を描いてくれという声もきっと多かったと思うんですけど、それに固執せずにテンポ良く中学高校フリーター時代とどんどん描いていったのも、終わってみれば本当に良かったなと。」

 

司会者「5巻でスパッと終われたのは良かったかもしれませんね」

 

いけだ「1巻からずっと、岡崎さんとの笑いにあふれた楽しい日々が描かれたエッセイ漫画だったけど、4巻の最後で作者の葛藤からまさかの仲違いを起こして『そうか「岡崎に捧ぐ」ってこういう漫画なのか』とストーリー漫画としても面白くなってきて、最終5巻は万感のラストでマジで最高でした。」

 

司会者「20年以上ずっと一緒に遊んできて、これからも一生遊んでいける友達っていいですよね。」

 

いけだ「そんな小学校時代の友人なんて今どうしてるかも全然わかなんないし、俺は友達は高校、大学とライフステージが変わるごと更新されてきてるので、読んでて羨ましくもありますね。そうそう、『岡崎に捧ぐ』で読書会するんで近々告知したいと思います。」

 

司会者「その読書会のレポートで私も参加したいですね。それではいけださん、『このマンガが凄い!っと思うよ2018』そろそろ終了の時間が近づいて参りました。」

 

いけだ「とりあえず、今年のベスト4は殿堂入りということで来年はエントリーさせません。」

 

司会者「デデデデ、重版出来、3月のライオンに次ぐ殿堂入りですね!」

 

いけだ「ちょっと来年からはマジで発表方法を変えたいな。順位つけるよりABC査定の方が楽だし、なんなら本当に語りたい作品に対して延々とエントリー1本分語りたいですもん」

 

司会者「それはいけださんの力量次第ですよ。私は仰せのままにです」

 

いけだ「出来るだけ頑張ります。それではまた来年!!」

 

司会者・いけだ「んじゃらば!!」

色々なものを犠牲にして温存した体力を元に

アーステントへ繰り出そうとすると

小西も前線でキュウソネコカミを観たいというので

一緒に観にいくことにした。

 

少し早めにきたつもりだったけど

結構な客入りでグイグイと分け入って前線に詰めていく。

 

まぁまぁ中盤まで来て、後はライブが始まってから詰めればいいかぐらいのとこまで行って待機する。

 

ここ数年、フェスに行けばキュウソがいたのに

去年の蝦夷に出演して無くて久々にキュウソがいないフェスを体験して

とても寂しかったりもしたりする。

 

そんなキュウソのステージは曲順間違えたりと

ハプニングもたくさんあったけどグダグダすることなく

盛り上げ上手の素晴らしいステージだった。

 

ちょっと前まではライブにミニコント挟んでたのに

今回はミニコント的な要素は無く

せいぜい「DQNなりたい、40代で死にたい」で遠くまでダイブして行ってしまうセイヤを

ヨコタがツッコんで盛り上げるくらいで、それは少しさみしさもあったけど

「ビビッた」「DQN~」「ハッピーポンコツ」の流れは最高だったよ。

 

四星球はコミックバンドだけど

キュウソネコカミは面白い青春パンクバンドになりつつあるな。

 

 

この曲、the bandが今年3月に公開されてから

おそらく2018年一番多くYouTubeで聞いた曲だと思う。

 

この曲を演奏してくれるなら俺はダイブをしようとキメていて

the bandの前奏が流れた瞬間のテンションの上がり方といったら

前年のウルトラソウルを遙かに超えていた。

 

サビでダイブしたら、中列にいる若いキュウソファンが全然ダイバーになれて無くて

すぐに落下してしまい、それでも懲りずにもう一発小西に推してもらってダイブしたんだけど

それでもステージ前までたどり着けず

こんなことってあるんだと凹んだわ。

 

これが俺とヨコタの違いかと凹んだわ。

 

スタパンや四星球のファン層と主力が10歳ぐらい違うのかな。

 

でもね。キュウソファンの女の子がみんなサッカーユニフォーム地のシャツを着ていてさ

キュウソのファングッズのやつとかフェス公式のやつとか色々あるんだけど

それが最高に可愛いんですよ。

 

もう何年もブログで「フェスファッションの女の子は3割増し!!」とか言ってたけど

そういや昨年あたりからフェスファッションの女の子がライジングでは絶滅しつつあって

そのかわりに台頭してきたのがサッカーユニフォーム地のシャツで

正直、フェスファッションの1.2倍くらい○ロいぞと。

 

そんなこんなで、キュウソのステージが終了。

最後の曲は「mega shake it」だったけど「the band」の破壊力が半端なかったな。

 

ボーカルのセイヤが「この曲はまだ、あまり知られてないけど、ずっとずっと歌っていって俺たちのライブアンセムにしたいと思っています」ってMCで言っていた、俺の感性は間違いじゃなかったんだなと感動したよ。

 

「ロックバンドでありたいだけ」クソわかる

「やっぱりライブは最高だね」うんうん

「新曲ありがとー」 ピャーーーーー!!!

 

あと何度も言うけど俺とキーボードのヨコタはTwitter相互フォローだ。

 

キュウソの後は、テントでガッツリ仮眠。

エレカシも竹原ピストルも断念。

 

2時間ガッツリ寝て深夜1時

 

皆をたたき起こしてサンステのDragon Ashに向かった。

 

異様なまでの地面のぬかるみに苦戦して

装丁以上にサンステまで時間がかかってしまって

サンステが見えたころには

1曲目の「陽はまたのぼりくりかえす」が始まっていた。

 

いや、1曲目で「陽はまたのぼりくりかえす」って最高かよ。

マジで昇天しそうだった。

 

んで、そのあと1曲挟んでから

おもむろにKJが始めた曲がヤバすぎたんですよ。

 

次回またぎにしたいけど

 

Rocket Dive [hide with Spread Beaver]

 

DAのロケットダイブヤバくないすか?

 

そういやルナフェスでもLUNA SEAのロケットダイブ聴いたけど

もはやこの曲ってすべてのロックキッズをブチ上げちゃう魔法の曲だよね。

 

その後も、静かな日々も、百合の花もFantasistaもやってくれてさ

 

まぁ、それはお約束みたいなもんなんだけど

 

俺が一番楽しみにしていたお約束

 

KJの「ミクスチャーロックは好きですかーーー?」が

 

今年は無かったんだよね。

 

ロケットダイブまでやって、そんな裏切りある?

 

DAのあと、時間があくのでブラブラして

射的とかあるゾーンに遊びにいったら、射的終わってて

屋台の売れ残りのタイ飯食べて

写真とって

 

 

 

大トリのスカパラ観て

朝日を迎えました。(曇りで太陽見えなかったけど)

 

スカパラはゲスト盛りだくさんで

奥田民生、チバユウスケ、キヨサク、TOSHI-LOW、ハナレグミ

甲本ヒロトと続いて

峯田和伸だけ特別扱いの2曲で、ノっている男は凄いなと関心してたりしたけど

 

如何せん、体力の限界で

ステージは最後まで観たけど

10年前みたく全然踊れなくて

もう年だなとしみじみ思ってしまったよ。

 

10年前、初めてのライジングの大トリもスカパラだったんだ。

 

うすうすわかってはいたけど

決断出来たわ。

 

一旦、毎年ライジングに行くのは終わりにしようって。

 

 

ここ数年、日光照射で突然テント内の温度が上がって

全員が飛び起きるように目が覚めることがないライジング

 

今年もどちらかというと寒いくらいで目が覚めた。

 

まだ寝てる小西と大沼をよそに朝BBQの準備

 

 

雨よけはしていたが、それでも昨晩の雨で炭も着火剤も湿っていて、火起こしがメチャクチャ大変。

 

ステーキ肉は包丁が無いので、皆で順番に端からかじり合うという有様。

一晩漬けたスペアリブやアスパラを焼き

 

最後は焼きおにぎりで〆

 

ちょうど良い感じで予約したシャワーの時間になったのだが

昨晩から気づいていたことで

どうやら俺はシャワーチケットを落としてしまったようで

二人にシャワーに行ってもらい、俺は水場で髪を洗い

テントで全裸になってボディーシート5枚くらい使って、背中からおちんちんまで

綺麗さっぱりに拭き洗いするしかなかった。

 

ライジング7回目にして始めシャワー入れず。

まぁ小西と大沼も長時間並んで大変だったみたいだけど。

 

その後、俺は今回一番楽しみにしていたBiSHのステージを観にアーステントへ向かう。

アイドルがロックフェスに出演することが珍しく無くなってきたが昨今だが

ライジングは今までPerfumeとベイビーメタル以外のアイドルが出演した事は無く

BiSHは3組目のアイドルとしてライジングサン初出演。

 

アイドルは48Gぐらいしか興味が無かった俺が

2年前くらいに偶然YouTubeで観た野音ライブの「オーケストラ」という曲にドハマりして

以来、48Gではありえなかった楽曲推しというスタンスでBiSHにハマっており

今年5月には横浜アリーナ公演にも参戦したくらいだった。

 

 

マジで野音のオーケストラはロキノンクラスタなら絶対ハマる要素多過ぎだから

是非観て欲しい。

 

5月の横浜アリーナでは座席ありの為、モッシュできなかった悔しさがあったが

満を持して前線のモッシュピットで思いっきり暴れた。

 

オーケストラとMy landscapeがエモ過ぎて本当に良かった。

思ってたよりモッシュがおとなしく、ダイバーもいなかったのが残念。

チッチやモモコグミカンパニーを間近で観れたのも良かったな。

 

その後、ボヘミアンガーデンに移動して藤原さくらを堪能。

到着したらちょうどリハでスープを演奏してて

むちゃくちゃ最高だった。

 

ラストの曲が始まったあたりで、離脱してテントに戻ろうとしたら

同じく戻ろうとしている大沼小西に遭遇。

 

3人でテントに戻って、しばらくみんな暇だというので

飲酒タイムとしけこんだ。

 

残ってたコンビーフの缶詰をつまみに飲み散らかす。

 

酔った状態で、近くのレインボーシャングリラでやってる

YOUR SONG IS GOODのステージを一人で観に行く。

 

このインストバンドのギターのシライシコウジ氏は

芸能界NO.1鳥さんヲタとして有名で

鳥さんとも何度も仕事したり、鳥さんが撮りたいイメージ写真に無償で呼び出されたしていて

鳥ヲタ界のの名誉ヲタなのだが、そのシライシコウジ氏の為に

「高柳家の鳥タオル」というファングッズを被って鑑賞してみた。

 

結局、シライシコウジ氏から特にリアクションをもらうことは出来ず残念。

 

その後は、ぶらぶらして

サンステ付近で山下達郎のステージをチラ見したりして時間を潰す

 

山下達郎はチラっとしか観なかったのだが、

俺が立ち去ったあとに「硝子の少年」や「ハイティーンブギ」を歌ったようで

とんでもない奇跡を見逃したと激しく後悔。

 

屋台で汁無し麻婆麺食べたりしつつ

レッドスターまで行って奥田民夫を軽く観て

テントに戻って、また小休止

 

キュウソネコカミに向けて体力を温存していた。