「幸せな人生を送ってほしい」 | 組織学習経営コンサルタント池本克之のブログ「今日も絶好調!」

組織学習経営コンサルタント池本克之のブログ「今日も絶好調!」

ドクター・シーラボとネットプライスの2社を上場させた池本克之がビジネス哲学やライフスタイルを発信するブログです。

私の会社には常時、インターンシップの大学生が
勤務している。現在は、大学4年生2人、2年生1人と
3名が働いてくれている。


考えてみると、大学1年生の時点でコンサルティング
会社で働きたいと志望してくることの意識の高さは、
すごいことだと思う。


私が大学生の頃を思い出すと、バイトと遊びに忙しく
何を学びたいか、将来どうなりたいかなど考える気も
なかった。


世相も影響しているだろう。
バブル経済で誰が何をやってもうまくいく。
誰もが浮かれて、勘違いをしていた世代と


経済が低迷し、人口が減り、年金や保証制度も不透明な
国の行く末に不安を抱えた世代が競争するなと教育
されてきたわけだからその差は大きい。


インターンの学生には、必ずやりたいことは何か?と
聞いている。自分のやりたいことに近い仕事内容を
やってもらいたいからだ。


例えば、SNS関連に興味があるというのであれば、
YouTubeプロジェクトに参加してもらい、撮影や編集、
配信、分析がを実際にやってもらう。


将来起業したいというのであれば、事業を創るとは
どういうことか、弊社のクライアントとの接点を
増やすことで将来役に立つ学びを得てもらう。


そして、彼らに必ず言うことがある。


それは、自分の市場価値を上げるということだ。


人口が減り、AIが仕事を奪う。
彼らが定年を迎える頃の定年年齢はおそらく70歳か
75歳だろう。


僅かな仕事を70歳が奪い合い構図だ。
国内に留まれば、そうなる可能性が高い。
仕事の争奪戦に勝つのは市場価値の高い人材だ。


今のうちから自分の市場価値を高めるには何をすれば
いいのか?その思考習慣、行動習慣を身に着けてほしい。
彼らには、幸せな人生を送ってもらいたいものだ。