社長の考えが伝わらない原因 | 組織学習経営コンサルタント池本克之のブログ「今日も絶好調!」

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ドクター・シーラボとネットプライスの2社を上場させた池本克之がビジネス哲学やライフスタイルを発信するブログです。


池本克之です。


普段、あまり話をしない人とは
相手が何を考えているのか
わかりにくい。


そう、あなたも感じた経験が
あるかもしれない。


それは、相手も同じだったりする。


しかし、普段から
頻繁にコミュニケーションを
取っていたり
頻繁に会っている人とは
相手が何を考えているのか
理解しやすい。


また、頻繁にコミュニケーションを
取っていると
信頼関係が構築されているので
色々な話ができるようにもなる。


今、困っていることや
悩んでいることなども
気軽に話せるようになるだろう。


しかし、これが社長と部下となると
そう簡単にはいかない。


まず、僕ら社長は常に忙しい。


会社にいるよりも
外に出ている時間の方が長いという
人もいるのではないか。


実際、僕もそうだ。
会社にはほとんどいない。


外に出ることが多いと、
スタッフとのコミュニケーションが
減っていく人もいるだろう。


「最近、話してないな…」
と思っている人もいるのでは
ないか。


とはいえ、そう感じてはいても
スタッフと話す時間を確保するのが
難しい…と感じている人もいるかもしれない。


スタッフと話す時間が少なくなれば、
相手が何を考えているのか
わからなくなる。


それは、スタッフも同じで、
社長と話す時間が減れば
「社長は何を考えているのか
わからない…」となる。


「社長は何を考えているのか
わからない…」となると、
あなたが何かを言ったとしても
すぐには伝わりにくい。


話は聞いていても、
「また始まった…」と嫌な顔をしたり
自分には関係ないと思いながら
聞いている人もいるだろう。


これでは、
やりたいことがあっても
実現するのは難しい。


では、どうすればいいのか?


それは、ほんの少しの時間でもいいので
スタッフとコミュニケーションを取る
時間を確保する、
というのが大切だ。


スタッフの中には、
毎日顔を合わせていない人も
いるかもしれない。


僕のスタッフの中にも
会社ではなく、
離れて仕事をしている人もいる。


なので、毎日顔を合わせていない
スタッフやオフィスにいるスタッフとも
月に1回は顔を合わせて
面談をするようにしている。


1人1時間ほど時間を取って
お互いに話をするのだ。


そこでは、
普段は出てこない課題を解決したり、
仕事の進捗や
今、困っていることなどを話している。


僕も出張が多いので
オフィスにいる時間がとても短い。


しかし、月に1回でも
1人ずつ時間を取って話すことで
相手が何を考えているのか
把握できるようになる。


また、普段は気付けないことに
気付くきっかけにもなる。
(これはとても大事なことだ)


普段、あまり話をしない人とは
相手が何を考えているのか
わかりにくい。


それは、相手も同じである。


僕も含め社長はとても忙しいが、
今いる仲間を知るためにも
そして、組織がうまく機能していく
ためにも、


スタッフとコミュニケーションをする
時間を予め確保しておくというのは
これからさらに会社を伸ばしていく上で
とても重要なことだと強く感じている。