まず前提として、今の世界情勢は、
決して軽く受け止めていいものではない。
イランと
アメリカの緊張が高まり、
戦争という現実が
現実味を帯びて語られている。
それに伴い、原油価格が上がり、
ガソリン価格の上昇が
日常生活に影響を与えている。
ニュースでは、
「生活が苦しい」
「負担が増えた」
という声が多く取り上げられている。
確かにそれは事実だ。
ガソリンが上がれば、
移動コストも、物流も、
すべてに影響する。
日々の生活の中で、
その負担を感じるのは当然のことだ。
だが、
今、本当に向き合うべき現実は
どこにあるのか?と問いたい。
戦争が起きているということは、
誰かの日常が、
すでに壊れているということだ。
安心して眠ることも、
家族と食卓を囲むことも、
当たり前ではなくなっている。
命の危険の中で生きている人たちがいる。
その現実がある中で、
「ガソリンが高い」という一点だけに
意識が集中してしまうとしたら、
それは少し視野が狭くなっていないだろうか。
もちろん、
自分の生活は大事だ。
だが、人として、
何が起きているのかを正しく捉え、
どこに意識を向けるべきかは、
考えなければならない。
厳しい言い方をすれば、
目の前の不便さや負担だけに
意識を奪われている状態は、
現実の本質から
目を背けているのと同じだ。
世界では今、
命に直結する出来事が起きている。
それを知りながら、
自分にとっての“損得”だけで
物事を見てしまうのはあさはかである。
経営者である前に、
一人の人間として、
どう向き合うのかが問われている。
こういう時代だからこそ、
視野を広く持つこと。
情報をあらゆる角度からとること。
そして、
何が本当に大切なのかを
見失わないこと。
物価が上がることも現実だ。
生活が厳しくなることも現実だ。
だが、それ以上に、
もっと重い現実が
同時に存在している。
その両方を理解した上で、
どう考え、どう行動するのか。
そこに、
その人の本質が出る。









