2024年7月28日(日)
晴れ☀

スクニャーなぎからカーヌイなぎへ。
(午前10時30分ごろ撮影)


今日の動画の撮影ルートです⬇️
青色のポイントからスタートして、
オレンジのポイントで止まります。


フナクスヒダです⬇️
(マリンクラブから撮影)

フナクスヒダの沖合い100m先は船舶の航路。
いつも私が注意喚起している航路を航行する船舶です⬇️

遊泳可能区域の目安は船のすぐ横にある黒っぽいサンゴ礁までです。

この船の名前はマリンロード。
池間島の勝連ケンジさんの船です。













この撮影のあとサンゴの白化状態をチェックするためシュノーケリングに行きました。
白化の進行は想像以上でした。

今日は池間島の国定公園化に向けて調査している陸と海の調査報告と、国定公園とは?という説明会が池間公民館で行われました⬇️

いろんな質問が出て、皆さん感心が深いようで、いろんな質問が出ていました。

私が言いたい事【建築不可ゾーンなどの設定】【イーヌブー(池間湿原)の利活用】はしっかり伝えられたと思います。

赤い囲みの部分が建築不可ゾーンになります。

池間島を不要な開発から守る最大のチャンスが、池間島の国定公園化。
赤い囲み部分を特別保護区として環境省に認定してもらうため、地元から全力でアピールします。

豊かな自然、他の島にない独特の文化や地質を持つ島、池間島。
オカガニの数は県内の他島を圧倒する4000個体超。
この圧倒的な数のオカガニが生息しているのも池間島が持つ特異な地質にあるようです。

オカガニが常時棲む本来の棲みかと、産卵するために棲む仮の棲みかがバランスよく配置されているため、オカガニが暮らしやすい、繁殖しやすい島になっているという説明を受けました。

それでも昔より数は減っています。
現在の数が4000なら、以前は1万匹を越えていたかもしれません。

産卵するための仮の棲みかとなる海岸沿いの緩衝地帯が荒らされているのも、数が減った原因のひとつだと私は考えています。

「海岸林は人にも生き物にも極めて重要」
そう語るのは(一財)沖縄県環境科学センターの調査員。

池間島の海岸沿いを建築不可ゾーンに設定するのは池間島には欠かせない選択肢。とも話してくれました。

池間島の自然環境はヤビジも含め現在の国立公園にも匹敵するそうです。これを守らないで我々は何を守るのか。そんな気持ちがまた新たに沸々と沸き上がる極めて意味がある説明会でした。

やるぞ池間島!