2024年7月12日(金)
晴れ☀

タカンミなぎからミジュンマジャーへ。
(午後6時40分ごろ撮影)

今日の動画の撮影ルートです⬇️
青色のポイントからスタートして、
オレンジのポイントで止まります。

午後6時40分ごろのミジュンマヒダです⬇️

南風なので少し波がありました。

雲の形は本当に自由。どんな形にもなれる。
子どもたちの未来も自由であって欲しい。

西側に向けて撮影⬇️

まだ陽が射す時間帯。
でもさすがにサミット会場にオジイは誰もいません。

池間公民館裏側からトゥマイ方面を撮影⬇️


フナクスヒダでの話をひとつ

砂浜から正面に見えるサンゴ礁。
そこに生息していた約90%のサンゴが死んでいます。

この写真は2016年5月7日に撮影したフナクス海岸の様子です⬇️

ミドリイシ科のテーブル状サンゴ、エダ状サンゴ。全て生き生きしていました。

翌日、2016年5月8日午後2時ごろ撮影⬇️
歩けるほど浅瀬に住むサンゴも当たり前に生きていました。

このサンゴのほとんどが死滅しました。
今では見ることができない光景です⬇️

サンゴの種類、色も豊富でした。

潮がひいて大気中に露出しても死なないサンゴ。それでもいろんな要因が重なり死んでしまいました。その主な要因は高い海水温。

水中の様子です⬇️
(読者のジョニーさん提供)

このハマクマノミは観光客に獲られ、いなくなりました⬇️
平気で魚を盗っていく観光客。それが原因で現在のフナクス海岸への魚を取る道具の持ち込みは種類を問わず全て禁止されています。
現在フナクス海岸の目の前のサンゴ礁で見えるクマノミは1ヵ所だけになっています。
マッキー、エリさん、頭にくるでしょ!


現在、我々は本来のサンゴ礁に戻すべく、サンゴの復活を願いながら生きたサンゴを新たにこのサンゴ礁に移植しています。

その移植したサンゴすら踏みつけて折って殺す観光客が後を絶ちません。
自力で復活し、成長したサンゴすらフィンなどで蹴飛ばして折っています。

だから
サンゴ礁の上に立つな
潮がひいたサンゴ礁内に入るな
と、声を大にして叫ぶわけです。

私が注意している最中「じゃー見るところがないじゃん」とひとりの女性の声が聞こえました。
見るものがない?
冗談じゃない。
こっちはあんたらが見る海を必死で守っている訳じゃないんだよ!
勝手に来て勝手に泳いで、サンゴ保全の意識もなく文句たれるなら二度とこの池間島に来るな!
という思いは常に強く持っています。

ヤビジの醍醐味は、かけ下がりのサンゴ礁。
フナクスの醍醐味は、歩いてでも見られるサンゴ礁。

フナクス海岸のサンゴはこの写真を撮影した翌年2017年に大規模な白化現象が起こり、ほとんどが死んでしまいました。

2017年以前のサンゴ礁に戻したく、今できる我々の努力は生きたサンゴの移植。しかも元々そこに生きているサンゴを移植すること。

元々このサンゴ礁で生きていて、波浪などで折れて砂地に落ちている生きたサンゴのかけらを移植しています。

サンゴ礁の復活を願い、この生きたサンゴのかけらを元のサンゴ礁に戻しています。
それが今我々にできるサンゴ礁復活応援活動です。

そこに身勝手な観光客は全く不要。
本当に来ないで欲しいんです。
地元の我々と一緒にこの海を復活させたい人だけ来て欲しい。本当の、真の本音です。