2024年6月22日(土)
晴れ☀
今日は大主神社前通路(ムトゥへの道)の草刈り清掃を行いました。
今日は小学生一名、中学生二名、高校生三名が参加。みんな頑張ってくれました。
本当は道なんですが、その道を【道なき道】状態まで覆い、伸びきったニュータラギー⬇️
ミャークヅツでしかこの道を通らない、
ミャークヅツの時しかこの道を知らない島外に住む池間島出身の真謝ムトゥ、アギマスムトゥ、マイヌヤームトゥのウヤ諸君。
島にいる人たちはこんな苦労をして、年に3日しか使わないムトゥへの道を整備しているんですよ。
前里ムトゥ所属のヤストモさん⬇️
上の三ムトゥとは関係ありませんが、頑張って作業をしています。
自分が所属しない他のムトゥであれ、一生懸命頑張るヤストモ氏。
島内にいる上記三ムトゥのウヤ諸君。
この見事な精神、見習ったらどうでしょうか。
本来なら普通乗用車も楽に通れる道ですが、チャリンコ1台通るのがやっと⬇️
草木を一心不乱になぎ倒して進みます⬇️
アギマスムトゥ駐車場前で休憩する島の子どもたち⬇️女子二名、男子四名。
お疲れちゃ~~ん!
総勢11名の参加者が頑張った結果⬇️
ミャークヅツで見慣れた道になりましたか?
ビーチクリーンで「きれいは当たり前じゃない」と、さんざん言ってきましたが、ここも同じです。【通れて当たり前】じゃないんです。
この過酷な草刈り作業をミャークヅツまでに3回行っています。ミャークヅツのためだけしか作業をしなかったらこの道はどうなるか、、
ミャークヅツの数日前だけこの作業をしたらどんなことになるか、
三ムトゥのウヤ諸君、分かりましたか?
ということで、
今日は参加者みんな熱中症の危険と戦いながらの作業でした。
なので、大いに愚痴を言わせていただきました。
共働意識の欠如
それはどの地域でも課題かと思います。
共働意識の向上は、防災においても大事。
自助=自分でまずは災害回避(予防含む)
共助=隣近所、地域住民の助け合い
共助をするには共働意識がなければ参加は無理。被災した時は当然単独で生活はできません。誰かの助けを借りなければ住むことも、食べることすら非常に苦労するでしょう。
自分は自分さー
と、思って生きていると、いざ大災害が発生した場合、取り残される恐れが大。
日頃から共に助け合うことを自分が意識していれば、近所や地域に強い絆がうまれ、どんな艱難辛苦も乗り越えられると、私は信じています。
日頃はどこにいるかもわからない島の子どもたち(笑) でも今日はキツ~イ作業に自ら参加。
子どもたちの共働、共助の意識はまだ薄いと思いますが、やったことは明らかに共働、共助。
この島の明るい未来をまたひとつ、見つけました。