2024年5月31日(金)
晴れ☀

池間漁港にて。
(午後6時10分ごろ撮影)
ミズンを捕獲するため投網を構えている島人(トーシー)曰く。
「ダメだ。群れは寄ってこない。穴のあいた網ならすぐに近付いてくるのに、新品の大きい網を構えるとこれだ。全然寄ってこない。100パーセント来ない」
と、言っています。

ほんとかなぁ~~(笑)


というワケで、今日は池間漁港周辺を紹介します。
まずはジャランミなぎから漁港に行くルートからです⬇️

ジャランミなぎを過ぎると、通称ギダン坂に入ります⬇️
ギダン坂のイワレとは。
義男(ヨシオ)、、、音読みでギダン。
義男さん家の目の前を通っている道なのでギダン坂、、
あだ名から名付けられた道の名前。
それがどうもギダン坂のイワレのようです。

私が子どものころ、この道は人ひとりが通れる程度のいわゆるケモノ道でした。当然、ギダン坂なんていう名前はありません。

ギダン坂を下ると池間漁港です⬇️

小型船舶の避難港として特に必要な港が第4種漁港。池間漁港はその第4種漁港に指定されています。

どんな猛烈な台風でも大荒れになる確率が低い。それが池間漁港です⬇️

動画はここから撮影しています⬇️

漁港の近くにはカツオ公園があり、昨年赴任してきた宮古島まもる君の兄弟【たかや】が24時間365日勤務しています。

ピンクの看板に載っている警察官は【宮古島まる子ちゃん】です。

カツオ公園です⬇️

カツオ公園から撮影した池間漁港⬇️

池間小中学校方面⬇️

カツオ公園には池間行進曲の歌碑が設置されています。かつて勝連荘の壁にも歌詞は書かれていましたが、建物の解体と共になくなりました。現在はこの歌碑が唯一存在しています。

旧正月には各漁船が大漁旗を掲げ、池間漁港はお祝いムード一色になります。


漁師の敵、サメの駆除も行われます。
こちらのサメはイタチザメ。体長3メートルほどです。


池間漁港に面した場所には、お食事処の池間食堂があり、島の漁師が釣った魚や、駆除したサメを利用したサメ料理もメニューに載っています。ぜひご利用ください。

ただし、池間食堂は不定休なので来店する際は必ず電話にて営業確認をお願いします。
さもないと無駄足をくらいます!


かつては池間島の玄関口だった池間漁港。
就職や進学で島から離れる別れ、、
旅先から帰郷した懐かしい顔を見るのもいつもここからでした。

人の出入りも港にいると一目瞭然。
漁業が主体の漁港ではなく、客船も出入りする港。そのせいか、今でも私たちは漁港とは言わず言葉では単純に桟橋と言っています。

今では池間大橋が池間島の玄関口になっています。車での出入りなのでいつ誰が帰ってきたのかはさっぱり分かりません。

「池間に帰っていたよ」という事後報告に、「なぁにぃ~  いつよ~~」と返す場面もざら。都会暮らしで人は冷たくなるんですね(笑)

港に関する面白い話、、
死亡事故が起こったイヤな出来事、、
この池間漁港には悲喜こもごも、数々のドラマがあります。

長くなりますので、続きはまたの機会に。


それにしても今日は更に暑かった~~
梅雨の中休みとはいえ、暑すぎる。
暑さに強い夏男を自負する私もさすがに暑かった。

サンゴの生育にも今後影響が出そうでイヤだなぁ~