2024年3月15日(金)
晴れ☀️

セメンガー⬇️
農業用水の溜め池として作られたというコンクリート造り池です。(水深70cmほど)
ミヤコヒキガエルとテラピア、カダヤシ(グッピーの仲間)が生息しています。

【カダヤシ】以前はタップミノーと呼ばれていましたが、現在はカダヤシで統一されています。台湾から入ってきた外来種の魚です。
池間島での呼び名は「バイキンガマ」

ハロ~ お元気~~
今日も始まりました【ぶらヒロジ】(笑)
ということで、スタートはホゥガーから⬇️
この池は動画のセメンガーのとなりに存在しています。(水深80cmほど)
ここの周辺は泥濘地。粘土質の土が多く、沼地になっています。

一気に移動して、こちらは池間漁港⬇️
池間漁港は埋め立て地。写真に見える範囲はすべて海でした。
池間漁港、本来なら標高ゼロメートルですが、埋め立てられた現在の標高は1.4mから2m。
撮影している場所は19m。
池間地区防災センターの屋上です。

これから池間島の岩質のことを少し紹介します。
琉球石灰岩で構成されている宮古島諸島。
唯一大神島だけは独立した地質で構成されているようです。
池間大橋の奥に見えるのが大神島⬇️

南に移動して、こちらはoda変態が好きなマツヌブー⬇️

ここの岩は池間島内でも少し違って、不思議な石灰岩で構成されています。
垂直や、水平に岩が分断しているんです。



こちは縦、横にきれいに分かれています⬇️
まるで人的に加工された岩みたい。
もしかすると与那国島沖の海中古代遺跡と云われているあの形も、こんな感じで自然に作られたものかも。

垂直に分断している琉球石灰岩⬇️

他の石灰岩はこのように砕け、バラバラになります⬇️(アウダウヒダで撮影)

こちらはミジュンマヒダやマツヌブー、イラビジヌ ッシヌニーヒダに見られるキラキラした石です⬇️

調べてみると、どうも結晶質石灰岩のようです。水晶などの石英は二酸化ケイ素、結晶質石灰岩は炭酸カルシウムから構成されており、いずれも何らかの高温で石灰岩が変成されてできた石のようです。
琉球石灰岩の上に覆い被さる結晶質石灰岩⬇️
これって珍しい現象じゃないでしょうかねー
琉球列島(琉球弧)は琉球火山帯ともいわれ、地下をマグマが通っているんだとか。
「宮古島諸島のどこを掘っても温泉が出る」といわれるゆえんはそれみたい。

【古代の池間島はマグマが通る地中深く沈んでおり、地殻変動を繰り返し地表に姿を現した】
という説も成り立つと思いますが、なんせ琉球石灰岩というのはサンゴ礁が石灰化してできたもの。つまり地中深くに存在しえない石灰岩。

それなのになぜ石灰岩の結晶ができるのか、、
夜も寝れなくなりました~!!(笑)


さて、先日紹介した垂直の巨大穴。
覚えていますか~?
マツヌブーでは小さな穴ですが、見事な円を形成し、下に向けて【穴】になっていました⬇️

野原の草じゃなく、マツヌブーの石灰化に張り付いているトノサマバッタ⬇️
体長は約10cm。トノサマバッタを見たのはたぶん40年ぶりかも。
まだ池間島にもトノサマバッタがいたんだ!
嬉しいなぁ~~\(^^)/

ミルスベリヒユ⬇️
波打ち際に生息するミルスベリヒユ。
おそらく池間島ではここが唯一かも。
他の海岸では見られません。

四角に切り取られたような石灰岩。
宮古島市教育委員会の職員に写真を見せたところ「あまりにも角ばっているので人工的に切り出された可能性がある」という意見が返ってきました。

もしかすると石垣を構築するために石灰岩を切り出したのでしょうか。
確かに城壁みたいに整然と組まれた石灰岩の石垣は池間島でも見られます。

池間島の生活や家屋などの建築に関する歴史書が残っていないため、その真相は不明です。
オジイたちから情報を集めてみようと思います。

小さな島ですが、色々興味が尽きない池間島。
ぶらヒロジ、、またやろうかな~

あ、ヤフズマーイもまたやってみようかねー