2023年1月10日(火)
雨☔のち曇り☁️のち晴れ☀️
気温ー最高22℃➡️最低19℃
海水温ー23℃
紫外線ー弱い
警報・注意報ー発表なし
風ー東南東の風7m(午後9時55分池間島灯台観測)
波ー1.5mのち2m
中潮
日の出ー07:25
日の入ー18:07

トゥビガーとアラガーの中間辺りを撮影。

今日も井戸の清掃を行いました。
まずはッスゥキガーから⬇️

ガジュマルに覆われていたッスゥキガーです⬇️

続いてンタガーです。
ンタガーは二つあり、こちらはイーヌンタガー⬇️

イーヌンタガーです⬇️

こちらはアガイヌンタガー⬇️

清掃されたアガイヌンタガー⬇️

続いて到達できるか、、不安だったトゥビガーを捜索⬇️

私は見たことがないトゥビガー
もちろん行ったことは一度もありません。
同行者がトゥビガー発見に難航している中、私だけ
導かれるように「開けた道」を迷わず進んで行くと
目の前になんとも神々しいトゥビガーが現れました⬇️

トゥビガー発見に続き、幻的な存在のアラガー捜索へ。
これもまた私だけが道なき道を本当に導かれるように進んで行くと、突然石垣が組まれた開けた道にポンと出ました⬇️

そしてそして、
そこで見たものがラビュタの最後、巨木が飛行石を抱いて飛んで行くシーンを彷彿させるような凄い光景に出くわしました⬇️
アコウの木の根が巨岩を抱き締め、グワンと空にそびえています。これは本当にヤバすぎる。

そして、その先にあったものは、、、

あの幻の井戸、トゥビガーです⬇️
木の枝に覆われていました。

同行者にアラガー発見を伝え、すぐさま清掃作業を開始⬇️

現れたアラガーは半分ほど(約1m)泥で埋まっていました。
その泥を井戸の底まで撤去⬇️

わずかですが、水が出てきました⬇️ 
おそらく何十年ぶりかのアラガー水だと思います。

今回の井戸の清掃は徹底的に行います。

この池間島の命は水。
いや、それは全世界共通でしょう。
水は人間だけが使うものじゃなく、他の生き物、動物や植物も生きるためには空気と同様、絶対に必要です。
約40年前まで水道がなかった池間島。
住民、農作物、豚や牛などの命を繋いできた命の水源、井戸。
井戸を方言で言うと、単体では「カー」
しかし、トゥビガー、アラガーなどカーの前に名詞が付くと濁点が付き「ガー」と発音。
13日に行われる「カーヌニガイ」は「井戸の祈祷」となるので「カー」と発音します。

と、書いている途中で昨晩は寝てしまいました~~(笑)

今後、これらの井戸は常時整備し、池間島の観光資源として公開して行けたらと考えています。
その際は必ず島人がガイドするという環境保全と、当然ですが、ガイド料の発生も視野に考えています。

つまるところ、、
勝手に井戸巡りをするなよ~
ということです。

池間遠見史跡巡りなど、現在実施している池間島の歴史文化巡り。
それに加え、ひとつもふたつも池間島の歴史文化が厚みを出しました。
井戸巡りも含め、池間島の歴史文化に興味ある人はこのブログか、ikemajimakankoukyoukai@gmail.com 
までお問い合わせください。