三泊四日の初マカオはあっと言う間に終わってしまった。
最終日は朝、マカオから香港に向かう予定だった。
M先輩に「で、どう池間、マカオでカフェやる?」と聞かれる。
正直、ここで決断しなくてはならないと思った。
たかが三日マカオを見たくらいで何が分かったわけでもない。
しかし、事業を始めるかどうかは、この五感で決めなくてはいけない。
即決出来ないようならやめたほうがいい。
最終的に出した結論は
「M先輩やりましょう。根拠はないですけど、何とかなる気がします」
「そうか、じゃ今後の予定立てないとな」
「わかりました。オレなりに予算立てて、連絡します」
先輩もいるし、何とかなるだろうと思ったのが正直なところだ。
多分、英語も広東語もわからない自分一人ではどうにもならない。
他力本願的な要素があったことは間違いない。
でもこの場で結論を出さなければ、始まらない気がした。
今までもそうだが、店を始めるキッカケはその場の感でしかない。
マーケティングも情報も意味がない。
自分が行けると思えるか、思えないかだけだ。
その根拠のない、掴みようのない感だけが頼りだった。
マカオから日本に戻り、撮った写真や資料を集めて
オレはある友達と会う約束をした。
マカオカフェを成功させる為には必要な人物だった。
つづく~~