六十干支の特長「乙丑」＊
干支の特長「乙丑」
特徴＝大器晩成型の努力家
乙＝木性・陰
丑＝土性・陰
天中殺＝戌亥天中殺
六十花甲子
大らかで堅実的な雰囲気を持ちますが、着実にゆったりとした人生を歩んでいく努力家のタイプです。
外見は穏やかに見えますが、内面は強い信念の持ち主で、人の意見には動じず、強情的で、しかも自己中心的な思考性です。
基本的には理知的な物の考え方を得意としますが、その思考の幅は狭く、一つ好きなものに遭遇すると、どこまでも掘り下げていく、融通の効かないところもあり、不器用な人生になりやすいのが特徴です。
運勢的には大器晩成型ですから、10代や20代の若い頃には、実力を充分に発揮することは難しいかも知れません。
経験や体験など、実力を付ける努力をコツコツ積み重ねた後に、ようやく開花するために、男女を問わず結婚後がポイントになります。
若い頃のひたむきな努力の結果が、中年以降の開運につながりますが、どちらかと言えば社会的な地位や名誉ではなく、現実的な財産運の拡充を求めていくでしょう。
＊干支の構成「乙丑」
性格は理性的でありながら実践家で、温かさを保有しています。
目的のないときは視野が広く人情家となります。
人生の理想は遠大ですが常に足下を見つめ堅実。何より環境が運命を大きく左右するために、実践的行動の中で形成された夢を追いたがる。
役目は北方において発揮、実践家のために智を与える立場で真のエネルギーが燃焼します。有から無を学び、さらに有に転ずる才能を持ち、堅実で用心深いものを所有する。
精神的に孤独を恐れるために集をもち、集団の中で安住する。孤独では能力が低下するが、集の中で向上する。
環境との和合を持ち、人心の把握は技術的な天分となる。
「乙丑」干支の関係性
①律音／乙丑
②納音／乙未
③大半会／乙丑・乙巳・乙酉
④半会／丁巳・丁酉・己巳・己酉・辛巳・辛酉・癸巳・癸酉
⑤支合／甲子・丙子・戊子・庚子・壬子
⑥対冲／丁未、癸未
⑦刑／丑－未・丑－戌（庫気刑）
⑧害／甲午・丙午・戊午・庚午・壬午
⑨破／甲辰・丙辰・戊辰・庚辰・壬辰
⑩天剋地冲／己未・辛未
⑪洩天地比／丁丑
⑫三合会局／丁巳・丁酉／己巳・己酉／辛巳・辛酉／癸巳・癸酉
⑬方三位／亥・子・丑（十二支のみ）
⑭連唐干支／壬子・乙丑・丙寅
キーワード「乙丑」
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