日干と星による本能世界*「石門星」 | イケジイのおもしろ玉手箱

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日干と星による本能世界*
「石門星」

 

石門星は、貫索星と同じく「守りの本能」を所有しておりますが、本質は「集団の中で」エネルギーを発揮する特殊性を持ち、気質的には「和合性」が強く現れてきます。

 

何かを守ろうとするときは、単独で行うのではなく、回りの人たちの力を活用しながら、集団や組織を守り抜くエネルギーです。

目的は守りにあっても集団の力を結集し、目的のために準備をしたり、率先して行動していくエネルギーです。

 

現実的な社会においては、政治力や事業力という形になって現れますが、和合の精神は決して純粋なものではなく、清濁を併せのみ、善も悪も見極めたうえで、真の和合性を発揮するのです。

 

真の和合とは、善悪、吉凶、上下など異質な世界を併合して初めて和合の真価が現れるのです。このような和合とは実に不正直であり、不純なものですが、真の和合とは純粋では成り立たないのです。

 

そこに政治、事業、宗教という象徴的な表現が当てはまり、人間の運命を考える時、異質の人たちが一堂に会した中では、純粋、正直、単純は時として最大の悪になる要素も孕んでいるのです。

 

しかし、善にも悪にも定義はなく、環境と背景により常に変化していくことになります。

 

*石門星の発生

甲-乙/乙-甲

丙-丁/丁-丙

戊-己/己-戊

庚-辛/辛-庚

壬-癸/癸-壬

 

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<例>

年干支=甲 戌

月干支=辛 丑

日干支= 巳

 赤字が「日干」です。

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石門星の本脳世界

*日干が「甲」から生まれた「石門星」
直なる和合と、直なる仲間作り。
①自身が先導的な役目を演じながら集団を形成していく。最高のエネルギー発揮は「奉仕」「助ける」「援助」など。

②実直であるために自然発生的な人間関係の中で、周囲にアピールしていく形の仲間作り。

*日干が「乙」から生まれた「石門星」
曲なる和合で仲間作り。
①環境に逆らわず平和的、自然的に人の輪を広げながら集団を築き上げ、人を活かすことにより自己を活かす。

②時代と社会の流れに沿った、従順な和合性と仲間作り。陰の気は集団の中で発揮され、集団が主で自分は従の立場。

*日干が「丙」から生まれた「石門星」
明・暖の和合。
①明るさと暖かさを併せもつ和合性で人の輪を広げる。主に伝達する役目を担い、何かを伝えたり伝承していくエネルギー。

②集団に明をもたらし、人気者や組織の救世主的な資質を持つ。また政治力やリーダーシップとしての才能に恵まれている。

*日干が「丁」から生まれた「石門星」
孤・明に包まれた和合性(燃え広がるの意)。
①新しい世界を形成する和合性は動乱型になりやすい。また無形のものに自己の役目を見出し、伝達は集団で発揮される。

②仲間に対し犠牲を強いるが、明るい和合は孤独になりやすく、音楽やデザインなどクリエイティブ分野で燃焼する。

*日干が「戊」から生まれた「石門星」
不動の和合であり、仲間作り。
①受け身の和合は善悪や人を選ばず、自分に対し人が集まる形。一種のカリスマ性を発揮し、大衆を惹き付ける魅力をもつ。

②人間的な大小や器により良否の差が大きくなり、社会的な地位や名誉を根底においた信用と信頼を勝ち取る。

*日干が「己」から生まれた「石門星」
広・平なる和合と仲間作り。
①庶民的な和合性。地位や年齢差の上下でも同等な感覚で、陰の気は人情や愛情など無形の信用を発揮する役目をもつ。

②同格の和合は親密となるが、本質は理性と情性で構成され、男性は精神が陽で行動が陰、女性は精神が陰で行動が陽となる。


*日干が「庚」から生まれた「石門星」
鋭・剛の和合と仲間作り。
①攻撃的な集団作りで、ある種の波乱を巻き起こす仲間作り。

武人、軍人やスポーツなど勝負世界の闘争的エネルギー。

②自己主張の強い和合で、役目意識に目覚めた集団となり、新しい世界を創り出すエネルギーとなる。

*日干が「辛」から生まれた「石門星」
柔・鋭の和合と柔・鋭の仲間作り。
①特別意識に支えられた集団と仲間作り(名誉・趣味の和合)。精神的な無形の闘争となり、心の形成には知恵が必要。

②優越感や特権意識など、一定のグループを形成する和合性になるが、見えない闘争は無限に続く戦いとなりやすい。

*日干が「壬」から生まれた「石門星」
流動の和合と仲間作り。
①伝達本能と密接な関係にあり、自ら動いて人脈の広がりを構成するなど、新しい知識の見聞を広める行為もある。

②本人の気質に適合する仲間作りや、好き嫌いの激しい和合性など、習得自体が役目であり有形の中から学ぶことになる。

*日干が「癸」から生まれた「石門星」
暗・流の和合と人脈作り。
①水性の質は高から低へと流れ、目下や年下など積極的な交流となるが、陰の気は無形の中でエネルギー発揮となる。

②目立たない状態での仲間作りで精神的、思想的なもので表すのが役目であり、その形成には長い時間を要す。

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