十大主星における東の星と西の星*「石門星」 | イケジイのおもしろ玉手箱

イケジイのおもしろ玉手箱

*おもしろ統計学/見えない現象を事前にキャッチ!!
*おもろい交際/素敵な人間関係!!
*おもしろライフ/自分流に生き、思い切り楽しもう!!
*おもしろ情報/小さく産んで、大きく育てる!!

 

十大主星における東の星と西の星*

「石門星」

 

鑑定する場合、陰占と陽占を繰り返しながら、相談者の運命探求をしていきますが、十大主星は同じ貫索星でも方向や場所により意味合いも異なってきます。

十大主星からは本人の性格など、行動や好み、対人関係、役目と資質などそれぞれの人生観の分野まで、活用することができるのです。

さらに発生場所による特徴や役目も異なり、単独の星の質だけで判断すると、正確なジャッジはできません。

 

十大主星は本人の「日干」から、それぞれの対象干により5箇所に発生していますが、この項では「東の星」と「西の星」を対象に取り上げております。

陽占の東、西、南、北、中央により同じ星でも、意味合いが異なっているのです。

 

 

本日のテーマである「東」と「西」は、
東=外側の顔であり、恋愛や仕事など社会面です。
西=内側となり、結婚や家庭面で判断します。

*各方向の自身の姿とは
「東」=外側の他人に見せる顔(外側の行動・目標)
「西」=内側の家族に見せる顔(内側の行動・結果)
「南」=本人の思考法や人生観(思考の目標)
「北」=老後の姿や考え方(思考の結果)
「中央」=本人の本質(現在)

東西の横線は現実的に行動で見えるところ。
南北の縦線は精神であり、目標も結果も見えません。
さあ、あなたも一緒に考えて見ましょう。

 

***

 

*東の石門星
東の石門星は、幅広い人脈が形成されることでしょう。
石門星の本質は「和合性」、「社交性」に富んでおり、「仲間づくりの名人」でもあります。

組織の拡張や人脈の拡張には、この東に石門星を有する人を充てると、短期間に幅広い人脈を得ることができるでしょう。
石門星の人脈とは、「来る人拒まず」ですから、清濁併せ持つ人まで抱え込んでしまう場合もあります。

しかし自分ではこの人たちを受け入れているように見えるのですが、どっこい感情は別の次元なのです。
まさに大人としてのお付き合いなのです。

また人脈の中で自分を生かすために、「存在感」が発生しないと自己の満足は得られません。


そのために「政治力」や「中心的存在」など、リーダー的な役割をもち、人々の輪の中にあって生きる質であり、そのような環境に石門星の特長が存在しているのです。

このような石門星の特質は、外側の世界で燃焼するエネルギーですから、社内や内側の世界ではイマイチ自己発揮に至らず、自身が腐ってしまうかも知れませんね。

その他にも「同等間隔」を備えており、上下の差がなく、上司も部下も同等意識が働き、お友だち扱いになってしまいます。

それだけに上司からは生意気とか、偉そうになど批判を受けることもありますが、反面部下や年下にも親しみが働きますから、話せる姉御や話せる先輩などと慕われる質もあるのです。

石門星の資質は誰でも引き込んでしまうほど、他の星に見られない不思議な魅力をもっています。

また、清濁併せ持つ質とは、政治力には欠かせない資質であり、バランスの取れた人脈を形成して行くエネルギーです。



*西に出現する石門星
西側に社交性の星があると、家庭の中は「和合」で賑やかになるはずです。
しかし上下感覚のない和合ですから、家庭内でもみな友人扱いで仲間になってしまいます。

良いことも悪いことも一人で処理することもなく、何事も全員でカバーしながら、対応していくことに精神が働きます。
このような家庭では、夫婦とも仕事を持ち、家族全員で協力し合うような家庭では、良好に燃焼していくのです。

また自営業や家族全員が事業に参加している場合には、特に有り難く絆も深まりますが、石門星がない場合は苦痛を伴うかも知れません。

男性が西に石門星をもつと、「賑やかな家庭」を好み、終末などには「ホームパーティ」など、友人、知人を集めてわいわいと賑やかになるでしょう。

しかし妻に石門星があれば理解してくれますが、貫索星や車騎星の星があると、妻からは嫌われる恐れがありますのでご注意です。

石門星の本質は「皆を巻き込む」特長から、辛苦も皆で分かち合える質も備えているのです。

*****