暮らしと算命学*「算命学を理解するために②」 | イケジイのおもしろ玉手箱

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暮らしと算命学

「算命学を理解するために②」

 

前回も述べましたように、この「陰陽五行説」は、十干、十二支、十大主星にも五行が当てはめられておりますから、この五行の特性を利用した占術が可能となるのです。

 

一般の方は基本的なことが分かっていないために、結果的に答えを求めてくるわけで、陰陽五行を含む基礎的な星の特徴を知れば、自ら答えを求めることが出来るようになります。

 

個人のデータから判断する場合に、命式や陽占を判断する場合にも、基礎的な星の特徴を理解していれば、楽しみながら思考を巡らすことができ、いわゆる見えないところまで、見えてくるようになるのです。

 

命式から自己を取り巻く家族関係で、先ず自分の母親探しをしなければなりませんが、順当に母親の星と父親の星を保有していれば、仮に両親が不在となっても、両親と同レベルの親に恵まれることになりますが、母親不在、父親の不在には、それなりの理由があることを知らしめているのです。

 

また、自分は母系家族に生まれているのか、父系家族に属しているのかを知ることで、自己の運勢にも大きく関わってきます。

例えば男女併せて3人兄妹であっても、一人一人の運命により、姉は母系家族、自分は父系家族に属することもあるのです。

 

時間と共に経過していく「後天運」では、運命の変化は「位相法」という便利なツールがあります。

 

律音、納音、天剋地中、大半会、半会、支合、対中、害、刑、などが存在していますが、自己の持つ3つの干支間に発生したり、後天運では必ずどこかで発生することになります。

 

ここでそれぞれの五行に当てはめて見ますと、

①十干、②十二支、③十大主星

*横一列は同質です。

木性(陽)=①甲(こう) ②寅 ③貫索星

木性(陰)=①乙(おつ) ②卯 ③石門星

火性(陽)=①丙(へい) ②午 ③鳳閣星

火性(陰)=①丁(てい) ②巳 ③調舒星

土性(陽)=①戊(ぼ) ②辰・戌 ③禄存星

土性(陰)=①己(き) ②丑・未 ③司禄星

金性(陽)=①庚(こう) ②申 ③車騎星

金性(陰)=①辛(しん) ②酉 ③牽牛星

水性(陽)=①壬(じん) ②子 ③龍高星

水性(陰)=①癸(き) ②亥 ③玉堂星

 

*60干支=①と②が陰陽別に合体したもの

陽干支=甲子、甲寅、甲辰、甲午、甲申、甲戌

陰干支=乙丑、乙卯、乙巳、乙未、乙酉、乙亥

陽干支=丙子、丙寅、丙辰、丙午、丙申、丙戌

陰干支=丁丑、丁卯、丁巳、丁未、丁酉、丁亥

陽干支=戊子、戊寅、戊辰、戊午、戊申、戊戌

陰干支=己丑、己卯、己巳、己未、己酉、己亥

陽干支=庚子、庚寅、庚辰、庚午、庚申、庚戌

陰干支=辛丑、辛卯、辛巳、辛未、辛酉、辛亥

陽干支=壬子、壬寅、壬辰、壬午、壬申、壬戌

陰干支=癸丑、癸卯、癸巳、癸未、癸酉、癸亥

 

*六親法=①の相生関係(親子の関係)

日干「甲」の人=水生木で、母親は「癸」

日干「乙」の人=水生木で、母親は「壬」

日干「丙」の人=木生火で、母親は「乙」

日干「丁」の人=木生火で、母親は「甲」

日干「戊」の人=火生土で、母親は「丁」

日干「己」の人=火生土で、母親は「丙」

日干「庚」の人=土生金で、母親は「己」

日干「辛」の人=土生金で、母親は「戊」

日干「壬」の人=金生水で、母親は「辛」

日干「癸」の人=金生水で、母親は「庚」

 

*干合=①5種類(双方の関係・夫婦扱い)

 甲-己、庚-乙、丙-辛、壬-丁、戊-癸

 例(母親が「癸」の場合は、夫は「戊」となる)

 

*干合変化=①干合することにより質が変化する

「甲-己」干合=「土性」に変化=甲は「戊」、己は「己」

「庚-乙」干合=「金性」に変化=庚は「庚」、乙は「辛」

「丙-辛」干合=「水性」に変化=丙は「壬」、辛は「癸」

「壬-丁」干合=「木性」に変化=壬は「甲」、丁は「乙」

「戊-癸」干合=「火性」に変化=戊は「丙」、癸は「丁」

 

*十大主星=①の日干から導き出された気質

 貫索星・石門星=日干と対象干が同質の場合

 鳳閣星・調舒星=日干が対象干を生じた場合

 禄存星・司禄星=日干が対象干を剋した場合

 車騎星・牽牛星=日干が対象干に剋された場合

 龍高星・玉堂星=日干が対象干に生じられた場合

 「陽」の十大主星=陽-陽、陰-陰

 「陰」の十大主星=陰-陽、陽-陰

 

*五行説の「相生」の関係(無意識の関係)

木性=木性は水性に生じられ、火性を生み出します/木生火

火性=火性は木性に生じられ、土性を生み出します/火生土

土性=土性は火性に生じられ、金性を生み出します/土生金

金性=金性は土性に生じられ、水性を生み出します/金生水

水性=水性は金性に生じられ、木性を生み出します/水生木

 

*五行説の「相剋」の関係(意識する関係)

木性=木性は金性に剋され、土性を剋します/木剋土

土性=土性は木性に剋され、水性を剋します/土剋水

水性=水性は土性に剋され、火性を剋します/水剋火

火性=火性は水性に剋され、金性を剋します/火剋金

金性=金性は火性に剋され、木性を剋します/金剋木

 

*五行が比和(同質)の関係

木性=木性

火性=火性

土性=土性

金性=金性

水性=水性

 

*二十八元表

子=(癸)

丑=(癸、辛、己)

寅=(戊、丙、甲)

卯=(乙)

辰=(乙、癸、戊)

巳=(戊、庚、丙)

午=(己、丁)

未=(丁、乙、己)

申=(戊、壬、庚)

酉=(辛)

戌=(辛、丁、戊)

亥=(甲、壬)

 

上記以外にも「位相法」や「十二大従星」などのデータが必要になる場合もありますが、位相法は複雑に絡まっていますから、別個に取り上げていきたいと思います。

 

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