稲沢市、平成30年度文化財公開デー。毎年、この時期になると、市内のお寺で御開帳があります。今年は、2か所。
【観音寺】（かんのんじ）
稲沢市梅須賀町にあります。浄土宗鎮西派のお寺。濃尾震災で本堂が倒壊、再建後、平成4年に無住となり、地域の人で管理維持されています。
・本尊：聖観世音菩薩立像
139センチ立像。行基作と伝えられているそうですが、おだやかな顔つき、衣のひだが浅く彫られているとの事で平安末期の制作と考えられています。お堂に入り、間近から拝観することができました。
【長暦寺】（ちょうれきじ）
稲沢市福島町にあります。真言宗智山派のお寺。
・本尊：木造阿弥陀如来坐像
114センチ。足を組んで座っている坐像。本堂の中で、普段から拝観できるようです。まわりには不動明王像や四天王像も置かれています。撮影ＯＫでした。
・木造大日如来坐像
20～30センチくらい。普段は厨子の中です。一本のカヤ材から造られています。
・わんこ
大変人懐っこい犬でした。子供のころは、白黒のまだらで、パンダの「ぱん」という名前だそうです。成長したら、頭の黒色模様は茶色になったとの事。
御朱印はやってないとの事でした。