御在所岳 | 池爺のブログ

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最近始めた御朱印集めをメインとした記録です。

今回は登山のみです。

【御在所岳】(ございしょだけ)

御在所岳は、三重県と滋賀県にまたがり、鈴鹿国定公園の中にあります。標高1,212m、火山ではなく隆起型の山で、全体的にゴツゴツしており、巨岩・奇岩が点在しています。

今回の登山ルート
○登り:裏登山道
距離:約4,200m
所要時間:2時間30分~3時間
①中登山道入り口付近の無料駐車場
②裏登山道入り口
③藤内小屋
④御在所岳・国見岳分岐点
⑤山の上公園
⑥御在所岳頂上(三角点)

○隣の国見岳へ:国見岳コース(往復)
距離:約900m(山の上公園から国見岳山頂まで)
所要時間:40分~1時間
⑦山の上公園
⑧国見岳山頂
⑨山の上公園

○降り:中登山道
距離:約4,000m
所要時間:2時間30分~3時間
⑩山の上公園
⑪中登山道降り口
⑫キレット
⑬地蔵岩
⑭おばれ岩
⑮中登山道入り口

自宅から高速使って1時間ちょっと、6時30分頃駐車場に到着。日曜だからか、駐車場は既に半分以上埋まっていました。今回、同行者2名ですが、私だけ初心者なので、裏登山道から登ります。(同行者は一の谷登山道)

御在所岳の主な登山ルートは、ロープウエイを含めて7~8通りあります。また、それ以外にもマスナールートがあるようです。一番楽なのはもちろんロープウエイですが、歩く登山では裏登山道が初心者向けと言われています。御在所岳は、交通の便もよく、初心者から上級者まで楽しめる山として(ロープウエイもあるし)人気があり、土日ともなると大勢の登山舎で賑わいます。どのルートもそこそこ人がいて、まず道に迷うことはないでしょう。

・主な持ち物
リュック、雨具、防寒具、帽子、軍手、防水シート、タオル、トイレットペーパー、ビニール袋、コップ、十徳ナイフ、鈴、飴、非常食、スポーツドリンク(1L)、腕時計、カメラ、スマートフォン、コンパス、地図、登山計画書

コンパスと地図は、用意したものの使い方がわからないので、スマホのアプリで何かないかと探したら、よさそうなのがいくつか見つかりました。

・スマホのアプリ(全部無料のやつ)
GPSナビコンパス:GPS機能にて、目的地の緯度・経度を登録しておくと、現在地から目的地への方向がわかる。
コンパス:GPS機能にて、現在地の緯度・経度と東西南北がわかる。
山旅ロガー:GPS機能にて、自分が歩いた軌跡を記録し、後で見ることができる。
地図ロイド:マップと同じですが、地図情報が、国土地理院の地形図で表されます。そこにGPS機能により現在地が表示されるので、ガイドマップなどと見比べることができます。

①中登山道入り口付近の無料駐車場
[6:59]駐車場より、鈴鹿スカイラインをやや戻り、裏登山道入り口に向かいます。

②裏登山道入り口

[7:01]トンネルを抜けた所に入り口の看板。

01-01トンネル

01-02裏登山道入口

[7:04]入口から少し入ると登山者ポストがあります。ここに登山計画書を入れます。記入用紙とペンもあるので、この場で書いて投函することもできます。

01-03登山者ポスト

[7:18]登山道に入るとすぐ川原に出ます。大きな岩がごろごろした川原をしばらく進みます。どこを通ってもいいですが、この中にもルートがあり、分岐点にあたる所には、岩に赤い○がマークされています。(ダメな方向には×)この辺りで暑くなったので一枚脱ぎます。

01-04川原

01-05ルートのマーク

[7:30]中登山道への抜け道。

01-06中道への分岐点

③藤内小屋
[7:38]名物のワンコが迎えてくれます。

01-07藤内小屋

01-08藤内小屋ワンコ

[7:58]さらに川原を登り、「兎の耳」。写真の右側に「兎の耳」の形をした大岩があったはずですが、撮り忘れてしまった。ここから鎖を伝って岩場を登り、川原から山道に入ります。

01-09兎の耳

[8:08]藤内壁出合。左に行くと藤内壁。この時、前を行く団体さんが、みんな左に行くので、こっちが裏道ルートかと思って行きかけましたかが、親切な方に止められました。こちらは、名前の通り、岩の壁があり、ロッククライマー専用ルートです。上の方に、その壁が見えますが、今朝はまだ早かったのかクライマーさんの姿は見えませんでした。

01-10藤内壁出合

01-11藤内壁

[8:24]登山道から川原を見下ろした時に見つけた、横から生えた松ノ木。

01-12真横に生えた松

④御在所岳・国見岳分岐点
[8:54]ここが御在所岳の8合目になります。

01-13国見岳分岐点

⑤山の上公園
[9:07]ようやく到着。公園に入ると、既にかなりの人がいました。

01-14山の上公園到着

⑥御在所岳頂上(三角点)
[9:21]立派な三角点。

01-15三角点

⑦山の上公園
[9:30]山の上公園に戻り、レストラン「アゼリア」で同行者2名と合流。これより、隣の国見岳に登ります。さきほど通った裏道を国見岳分岐点まで戻り、国見岳方面へ。

[10:02]途中の鎖場

02-01国見岳岩場

⑧国見岳山頂
[10:05]そのまま道を進み、一番高そうな岩場まできました。この先の道が見当たらないので、ここが山頂なのかな?しかし、三角点も看板も見当たらないし・・・。後で調べたら、山頂はもう少し先でした。

02-02国見岳山頂?

⑨山の上公園
[10:51]山の上公園のレストランアゼリアに戻り、朝食兼昼食。名物(?)カレーラーメン。具は、大き目の鳥のから揚げが一つのみ。まあ旨かった。

02-03カレーラーメン

⑩山の上公園
[11:40]これより下山です。

03-01中道下山入口

⑪中登山道降り口
[11:47]降り口からすぐに鎖場があります。鎖を伝って昇り降りするわけですが、一人ずつなので順番待ちです。まだ続々と登ってくるので、渋滞発生。

03-02中道鎖場

⑫キレット
[12:30]キレット通過。キレットは日本語だそうです。調べたら「山の鞍部のうち、特に深くV字状に切れ込んだ地点を 意味する語。「切戸」から由来してる。」だそうです。「切戸」という言葉もあまり聞きませんね。

03-03キレット

⑬地蔵岩
[12:51]不思議な地蔵岩。どうやってできたのでしょうか?

03-04地蔵岩

⑭おばれ岩
[13:04]大きな岩が、もう一つの岩をおんぶしているような形をしています。

03-05おばれ岩

[13:18]裏道への分岐点

03-06裏道分岐点

⑮中登山道入り口
[13:25]やっと中登山道入口。途中、渋滞して待ち時間があったけど、2時間弱。初めてにしてはまずまずのタイムでしょうか。ここにも登山者ポストがありましたが、ポストから登山計画書があふれていました。中登山道が一番人気かもしれません。

03-07中登山道入口

やはり登りより降りの方がキツイ。帰ったら家の階段でも足がガクガク。翌日は、両足太ももが筋肉痛。3日くらい残っていましたね。

ところで、スマホに入れたアプリについてのですが
GPSナビコンパス:事前に山頂の緯度・経度を登録したのですが、だいたいの目安にはなりました。今回は、機能の確認しただけで使う必要はありませんでしたね。
コンパス:こちらは、実物のコンパスとあまり変わらないかな?当然、スマホの電源が切れたら使えないので、実物の方がいいですね、
地図ロイド:これは使えます。現在地と地図・ガイドと見比べれるのがいい。
山旅ロガー:帰ってから、ログデータをパソコンに移して、グーグルマップ上にインポートしてみました。(下記アドレス) 測定距離は、15m、30m、50m、70mから選択できます。距離が短いと、より電気を食うそうです。今回は50mに設定。目だって電源が減ることはありませんでした。ログの内容は、見ての通り。見やすくするためには、さらに編集が必要ですね。

御在所岳-裏登山道-中登山道-ルートログ