何年か前に秋吉先生から譲って頂きました河野貞光作 石断丸の脇差で長さは1尺7寸5分です。
河野氏が他界していた為、銘切りに河野氏の名前を彫れず松葉刀匠の門人 照人の偽銘になっています。
登録上仕方のない大人の事情ですね。
笹露、石断丸には秋吉先生が竹を斬り試しした時記録した、このような切り紙が付いてくるはずです。
石断丸と書いた後に棒線で消してるのは銘斬りで登録上揉めたからです。
笹露、石断丸共に偽銘が多く秋吉先生から譲ってもらった刀以外は怪しいと思った方が良いかも?
真冬の元旦に乾燥した真竹を斬りました。
直径6cmほど厚み5ミリくらいでした。
片手、両手斬り共に良く斬れます。
刃筋が一定していれば上の画像のように違う竹なのに斬った斬り口を合わせると真っ直ぐ一本になります。
石断丸の私の評価は私見ですが、相当肉を削ぎ落としてますので入り良く抜け良い。
刃先もマクレるほどピンピンに立って垂らした糸がスパスパ斬れる程です。
しかし、肉は削ぎ落とされているので耐久性は低そうです。
下手な使い方をしたら簡単に曲がったり捻れるでしょう。
また刃毀れしにくくはありますが、する時はします。
上の画像は剣友が割と最近に秋吉先生から譲って頂いた宗勉刀匠の笹露です。
この時点で石断丸、笹露の値段が高騰して車一台買えるお値段だそうです。
私が脇差買った時は、まだ安かったそうです。
剣友が最初に河野貞光作の笹露を買った2015年くらいだったと思います。
その頃は半値くらいでした。
現在では松葉刀匠が試行錯誤して秋吉先生と次の石断丸、笹露に挑んでいるようです。
しかし、お値段はお高いでしょう。
上の動画は置いただけの乾燥した真竹を斬った動画です。
まだ、この頃は斬り慣れてない上に元旦で気温が低かったのでビビってるは体は冷えて腕伸びないわで斬ってる体捌きは情けないw笑笑
使用してる刀は刀心作ですね。
刀心作は竹も良く斬れます。