◇2023年9月2日(土)/北海道遠征(2日目)

 

タイムスケジュール

11:10~11:50(40分)/白老ファームYearling/募集馬・牡4頭 募集馬・牝10頭/P5

12:05~12:50(45分)/ノーザンホースパーク/昼食(Back Yard Grill)/P10~11

13:00~13:50(50分)/ノーザンファームYearling[Y-5&6]/募集馬・牡23頭/P6

14:00~14:45(45分)/ノーザンファームYearling[Y-3]/募集馬・牡18頭/P7

14:55~15:20(25分)/ノーザンファームYearling[Y-9&10]/募集馬・メス8頭/P8

15:35~16:30(55分)/ノーザンファームYearling[Y11&12]/募集馬・メス32頭/P9

17:00        /新千歳空港解散

 

 

 

筆者の独断と偏見で、回収率を予想。

以下の通り5段階で評価していきたい。

 

【評価方法】

 予想回収率から評価

       1000%以上

       300%~  

       100%~

       50%~

       0%~

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この基準で評価した場合、過去のキャロットクラブの高実績馬は以下の通り。

※2024年7月14日時点

 

S実績

2015年産/1頭/

メールドグラース(回収率1495%)

2016年産/2頭/

マルシュロレーヌ(1292%)、

ザダル(1062%) 

2017年産/2頭/

ヴェラアズール(3436%)、

レシステンシア(2046%)

2018年産/2頭/

エフフォーリア(2774%)、

スルーセブンシーズ(1325%)

2019年産/1頭/

ナミュール(2829%)

2020年産/1頭/

タスティエーラ(2036%)

 

A実績

2015年産/8頭/

センテリュオ、他

2016年産/6頭/

クリソベリル、サートゥルナーリア、他 

2017年産/8頭/

レイパパレ、ライトウォーリア、他

2018年産/4頭/

重賞勝ち馬なし

2019年産/1頭/

サーマルウインド

2020年産/3頭/

ドゥレッツァ、レーベンスティール、セラフィックコール

 

※但し、サートゥルナーリア16億円やクリソベリル7.6億円の種牡馬価格は考慮しておらず、加えるとするとその2頭も余裕のS。

 

エフフォーリア売却額は8億円。

・・・ちと安すぎないか(愚痴)

 

 

 

 

15:35~16:30(55分)/ノーザンファームYearling[Y-11&12]/募集馬・メス32頭  

 

募集馬・メス[関東] 15頭

 

#01 マリアライトの22(父エピファネイア) メス

<価格>17.5万円/総額7,000万円

<評価>SABCD

<短評>全兄のオーソクレースは、ホープフルSと菊花賞2着馬と素質馬だったが、屈腱炎でたった6戦で引退。本馬は募集時の測尺は体重こそ体重が442kgと及第点だが、体高149cm、管囲19.5cmでは足りない。全兄オーソクレイスになれるか、1つ上の測尺不足で未勝利に終った半姉マリガーネットになってしまうか、どちらに転ぶか、これからの成長にかかっている。

  

 

#04 ラドラーダの22(父キズナ) メス

<価格>17.5万円/総額7,000万円

<評価>SABCD

<短評>キャロットクラブ馴染みの血統。曾祖母は先程お会いした伝説の馬ウインドインハーヘア。母からは
2013年~18年まで6頭の牡馬が産まれ、その中にダービー馬レイデオロやGIII勝ちレイエンダがいる。2020年に待望の牝馬が産まれたが、悲運の未出走引退。本馬が2頭めの牝馬となる。ただ、1月20日の早い生まれで、体重409㎏、管囲19.4㎝は小さすぎる。アワブラとしては貴重なので、出資検討の方は現役の稼ぎだけではなく、仔も含めた長い目でみる必要があるのではないか。

  

 

#14 シゲルゲイズの22(父ドゥラメンテ) メス

<価格>12.5万円/総額5,000万円

<評価>SABCD

<短評>脾間膜エントラップメントにより開腹手術(2022/10/1)歴あり。高額。1月26日産まれで、体重413㎏、管囲19.6㎝。腹はボッてり系。この仔は自分には手がだせない。

   

 

 

#17 ルヴォワールの22(父レイデオロ) メス

<価格>10万円/総額4,000万円

<評価>SABCD

<短評>母はフィエールマンの1つ上の異父姉。まだまだ筋肉がなくメリハリがない。ただ測尺には問題無いので、これからの育成しだいで上昇余地に期待か。

   

 

 

#18 リラヴァティの22(父レイデオロ) メス

<価格>10万円/総額4,000万円

<評価>SABCD

<短評>キャロットクラブ御馴染みのシンハリーズ牝系。測尺に問題はないのだが、レイデオロ産駒は筋肉不足な仔が多い印象で、本馬もどうしても貧弱に見えてしまう。どれだけ育成で鍛えられるか。

  

 

#22 グリューヴァインの22(父ナダル) メス

<価格>6万円/総額2,400万円

<評価>SABCD

<短評>ナダル×ゴールドアリュールは、#70ボールドアテンプトと2頭が募集。やはり腹が出ているが、日に照らされると柔らかそうな筋肉も見え隠れ。基本はダートだろうが、芝でもいけるスピードがあるやも。育成後、どのように化けるか。

  

 

#23 ディアデラマドレの22(父ドレフォン) メス

<価格>12.5万円/総額5,000万円

<評価>SABCD

<短評>愛馬レガラールの半妹。母はGI級の末脚を持っており、いずれ大物が出ると睨んでいるが、本馬は腰高で不格好。牝馬にしては馬格がある。父ドレフォンも、ジオグリフこそ芝GIの皐月賞を勝っているが、基本産駒はダート馬が多い。ダート牝馬に12.5万円となると、食指が動きづらい。ただし、もし無事アワブラとなった場合は、色々な配合が試せそう。

 

 

 

#26 キャヴァルドレの22(父サトノダイヤモンド) メス

<価格>7.5万円/総額3,000万円

<評価>SABCD

<短評>サトノダイヤモンド産駒はサトノグランツが京都新聞杯勝利、シンショクカが阪神JF2着こそあるものの、ズブい馬が多く苦戦が続いている。そんな父を持つ本馬は、測尺は十分で大きな欠点は無いが、もう少し馬体にメリハリが欲しい。

 

 

 

 

#27 マイミスリリーの22(父サトノダイヤモンド) メス

<価格>8万円/総額3,200万円

<評価>SABCD

<短評>同父の#26との写真を並べると似ている(笑)こちらのほうが体重が484㎏と30㎏重いのだが、見た目では分からず写真を挿し込む時、間違ったんじゃないかと思ったほど。ハード調教はこなせそう。ディープ系×Tapitの配合ではグランアレグリアが出ており、父の特徴のズブさを母父のスピードで補えないか。

 

 

 

#30 フォルテピアノの22(父ルヴァンスレーヴ) メス

<価格>5万円/総額2,000万円

<評価>SABCD

<短評>母はタスティエーラの母を産んでおり、19歳の時の産駒。父ルヴァンスレーヴからも、主戦はダートか。管囲19.3㎝。腹がでているのが目立ち、馬体バランスがよろしくない。

 

 

#32 ティンバレスの22(父オルフェーヴル) メス

<価格>7万円/総額2,800万円

<評価>SABCD

<短評>オルフェーヴル産駒募集2頭のうちの1頭。血統からダートになるか。測尺は立派なのだが、まだまだ筋肉がたりず数字以上に小さくみえる。体重は497㎏あるので、どれだけハード調教に耐えられるかが出世のポイントか。

 

 

#36 ピースエンブレムの22(父フィエールマン) メス

<価格>6万円/総額2,400万円

<評価>SABCD

<短評>4月25日の遅生まれで体はまだまだ幼いが、青鹿毛が映えた。フィエールマン産駒は成功するだろうという仮定から、出資申し込み候補。順調に成長できるか。

 

 

 

#37 ピンクアリエスの22(父アルアイン) メス

<価格>6万円/総額2,400万円

<評価>SABCD

<短評>筋肉量はまだまだ成長の余地があるが、全体のバランスは悪くない。父アルアインで安価なところから、資金に余裕があればいってみてもいい。

 

 

#38 ダイワオンディーヌの22(父スワーヴリチャード) メス

<価格>4.5万円/総額1,800万円

<評価>SABCD

<短評>今回の募集最安値馬。話題のスワーヴリチャードで、今後はこの金額で入ることはないかもしれない。測尺は十分。それだけで出資の価値はあるのではないか。

 

 

#41 アンフィトリテの22(父ミッキーアイル) メス

<価格>6.5万円/総額2,600万円

<評価>SABCD

<短評>管囲19㎝、体重404㎏。測尺が自分基準からははみ出てしまっているので見送り。

 

 

 

 

→募集馬・メス[関西] 15頭に続く。