昨日、大学の先輩のU先生からゴルフにお誘い頂いて、
U先生がメンバーになっておられる北六甲カントリークラブに行ってきました。




メンバーの大きなメリットの一つとして、「明日は天気が良さそうだから」
といった感じで、前日でも(平日なら当日の朝でも)エントリーが可能です。

そして、自分ひとりだけででもOKです。

勿論その場合は、他に2人や3人でエントリーされているところに入れてもらう
ということになります。

実は昨日も、先にお2人でエントリーされていたメンバーさんのところに
U先生と私が入れてもらうという形でした。

今までにも何度かそういう経験はありますが、
実際お会いするまではちょっと緊張します。

しかし大抵皆さん紳士で気さくな方が多く、
ラウンド後にはまたご一緒したいと思う方々ばかりです。

昨日のお2人(お2人ともHさん)は特にそうでした。

先ず、スタートホールでの挨拶の際、

「私ら2人足して170歳。
87歳と83歳ですねん」

とお聞きしてビックリ!

とてもそんなお歳には見えません。

そしてティーショットを拝見してまたまたビックリ!!

力強いスイングから放たれたボールは軽いドローを描きながら
180ヤードくらいは飛んでいきます。

フェアウェイウッドもお上手で、短めのミドルホールでは
パーオンされる場面もあり、本当に驚かされました。

プレースタイルもアグレッシブで、特に谷越のホールでは自らを鼓舞し、
果敢に挑んでおられました。

ミスショットの際も変に卑下したり達観したそぶりを見せず、
気持ちよく悔しがり、次のショットへの工夫を考えておられました。

そして、後続プレーヤーの妨げにならないよう、
さりげなくバンカーレーキの位置を直されたり、
プレーの進行が遅くならないよう、
必要以上にカートに乗らずに歩かれたり、といった、
マナーの点でも見習うべきところが沢山ありました。

最近では週に一度のラウンドだと仰るお2人ですが、
87歳のHさんはこのゴルフ場が開場した当初からのメンバーらしく

「もう2000回くらい来てまんねん。
そやのにまだ覚えられんで苦労しますわ」

と笑っておっしゃたりと、我々を和ませて下さる会話や、
気心知れたキャディさんとの会話がとても楽しいお2人でした。

昼食時の会話も楽しく、お2人の武勇伝やメンバーライフ等、
話題も尽きず、あっという間の時間でした。

その会話の中で、ラウンド中からずっと気になっていた、
お2人の残存歯数を訊いてみたところ、
87歳のHさんは上は入れ歯だけど、下はご自身の歯だということ。

そしてなんと83歳のHさんは1本抜いただけで、あとは全部残っている
ということでした!

私はそこで、やはり心身の健康と口腔の健康とは密接に繋がっていることを
再認識しました。

実際、この日の昼食は4人同じものだったのですが、
割とボリュームたっぷりで、ちょっと分厚めのイカが入っていたり、
酢豚等、食べ応えのあるメニューでしたが、お2人ともほぼ完食されており、
充実した食生活が健康を支えている良い見本だと思いました。




そしてまた、日々のセルフケア等、自律した生活を送っておられることも予想できました。

元々ゴルフはある程度歳をとっても出来て、長く楽しめるスポーツだという認識でしたが、
この2人のHさんを見て、そのことを実感すると共に、
私もこのお2人のようにに、80歳を超え、90歳近くなっても
元気にゴルフを楽しんでいたいという目標が出来ました。

そのためには毎日、積極的且つ自律的に過ごすという決意を新たに出来たこと、
そしてここ4ラウンド連続で受けていた100叩きの刑から解放されるというオマケもついて、
とても実りの多い素晴らしい早春の一日となりました。







大阪市東成区 池原歯科医院 池原