こんにちは。島根県益田市の社会保険労務士池口由里絵です。
16日国立感染症研究所HPに「インフルエンザ流行レベルマップ第8週(3/1更新)」が公表されました。
2024(令和6)年第8週(令和6年2月19日から令和6年2月25日まで)のインフルエンザ流行状況は、
■定点当たり報告数(総数)16.76(前週の定点当たり報告数 20.64)
■定点当たり報告数が多かった都道府県
1位 石川県 24.94(前週 25.44)
2位 埼玉県 24.35 (前週 29.00)
2位 埼玉県 24.35 (前週 29.00)
3位 北海道 24.22 (前週 21.12)
と定点当たり総数は、前週より減少しています。
定点当たり報告数は、石川県が最も多く、次いで、埼玉県、北海道の順に多くなっています。
第6週全国の保健所管轄区域で、警報レベルを超えている区域は213か所(41都道府県)です。
また国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2024年第4週~2024年第8週)では
1位 B型 142例(55%)
2位 AH3亜型 62件(24%)
3位 AH1pdm09 54件(21%)
と、B型が過半数を占めています。
出典:国立感染症研究所「インフルエンザ流行レベルマップ第8週 (3/1更新)」
厚生労働省HPの「インフルエンザ(総合ページ)」では、
■感染防止について
・「咳エチケット」や予防接種についての情報提供
・高齢者の入所施設等における感染防止対策の推進のため、以下の手引きを掲載
「インフルエンザ施設内感染予防の手引き」
「医療機関における院内感染対策マニュアル作成のための手引き 等」
「介護現場における感染対策の手引き」
■情報提供
厚生労働省から、毎週金曜日(原則)インフルエンザ定点当たり報告数など発生状況の発表
■予防・啓発の取組
(1)専用ホームページ「今冬のインフルエンザ総合対策」を開設
(2)インフルエンザ予防の啓発ツールを作成し、電子媒体形式で提供
(3)インフルエンザQ&Aの作成・公表等
(4)相談窓口の設置
などの感染防止対策資料や各種情報が掲載され、逐次更新されています。
また今シーズンのインフルエンザの情報については、厚生労働省の「令和5年度今シーズンのインフルエンザ総合対策について」に掲載されています。
出典:厚生労働省「令和5年度今シーズンのインフルエンザ総合対策について」
啓発ポスターをダウンロードして職場に貼ったり、朝礼などで感染防止を呼び掛けましょう。
経営者の方は、
もご覧ください。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
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