おはようございます。
島根県益田市の社会保険労務士池口由里絵です。
先日厚生労働省HPで、2019 年(令和元年)雇用動向調査結果の概況が公表されました。
令和元年1年間の転職入職者が前職を辞めた理由をみると、
■男性 「その他の理由(出向等を含む)」27.4%を除く
1位 「定年・契約期間の満了」 16.6%
2位 「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」 11.2%
3位 「職場の人間関係が好ましくなかった」 9.3%
■女性 「その他の理由(出向等を含む)」 26.6%を除く
1位 「職場の人間関係が好ましくなかった」 14.8%
2位 「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」 12.5%
3位 「定年・契約期間の満了」 10.7%
と男女ともに労働条件や職場の人間関係が、退職・転職理由の上位となっています。
出典:厚生労働省2019年(令和元年)雇用動向調査結果の概況表6転職入職者が前職を辞めた理由別割合
パワハラだけじゃない!2020年セクハラ防止対策強化
現在、
(1)セクシャルハラスメント(LGBTを含む)
(2)マタニティハラスメント
(3)育児、介護休業制度などを利用しようとする社員へのハラスメント
(4)パワーハラスメント
の防止対策を取ることが、経営者に義務付けられています。
厚生労働大臣の指針に定められたハラスメント防止対策を、必ず行わなければなりません。
中小企業のパワハラ防止対策義務化は、2022年4月1日からです。
しかし(1)~(3)の防止対策は、すべての経営者に義務づけられています。
指針に定められたハラスメント防止対策などについては、
をご覧ください。
「1年単位の変形労働時間制」でも、残業代の支払いが必要なときは?
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
もご覧ください。
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No.182号は、令和3年1月1日から始まる
半日単位で看護・介護休暇がとれないパート、来年から、時間単位で取れる? です。

