こんばんは。島根県益田市の社会保険労務士池口由里絵です。
30日厚生労働省HPで2022年(令和4年)度過労死等の労災補償状況が公表されました。
過重労働で、脳梗塞や心筋梗塞など脳血管・心疾患になった場合、労災補償の対象になります。
過重労働で、脳梗塞や心筋梗塞など脳血管・心疾患になった場合、労災補償の対象になります。
2022年(令和4年)度の脳・心臓疾患の
(1)労災補償請求件数 803件(前年度比+50件)
→うち 死亡件数は218件(前年度比+45件)
(2)支給決定件数は194件(前年度比+22件)
→うち死亡件数 54件 (前年度比−3件)
(3)業種別(大分類)の請求件数
1位 運輸業 ,郵便業 172件
→うち支給決定件数 56件
2位 卸売業,小売業 116件
→うち支給決定件数 26件
3位 「サービス業(他に分類されないもの)」111件
→→うち支給決定件数 12件
となっています。
※その他の事業を除く
脳血管・心疾患を発症した原因が、過重労働かを判断する時、出張の多い業務や心理的負荷を伴う業務でないか?など、労働時間以外の負荷要因も評価対象となります。
一昨年、20年ぶりに改正された脳・心臓疾患の労災認定基準については、こちらをご覧ください。
経営者の方は、
もご覧ください。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
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