こんばんは。島根県益田市の社会保険労務士池口由里絵です。
今日は午前中長男が部活動、午後は次男が学校のプールに行っていたため、すれ違いだった2人。
久しぶりにイライラしなかった1日でした。
今日、厚生労働省HPで平成28年度「過労死等に関する実態把握のための労働・社会面の調査研究事業報告書」が公表されました。
過労死というと会社員など「雇用労働者」が注目されがちですが、
・過労死の全体像を明らかにするためには、法人役員・自営業者も調査を行う必要がある
・自動車運転従事者、教職員、IT産業、外食産業、医療など、過労死等が多く発生している
ということで平成28年度は、自動車運転従事者、外食産業、法人役員、自営業者についてアンケート調査が実施されました。
この中で「自営業者における労働時間と働き方に関する調査」によると
〇自営業者の1週間当たりの実労働時間
(通常期) 最多回答は「30時間未満」 30.2%
(繁忙期) 最多回答は「60時間以上80時間未満」 28.7%
〇自営業者の1か月当たりの休日出勤回数
(通常期) 最多回答 「0回」 40.1%
(繁忙期) 最多回答は「3~5回」 13.7%
となっています。
「労働日数・労働時間の把握方法」について「特に把握していない」という回答が 73.4%と最も多く、実際はもっと労働時間が長いのでは?と思われます。
しかし
「労働時間が長くても自分のペースで仕事ができる自営業者については、疲労蓄積度(仕事による負担度)が低くなる」
という結果が、会社員などと大きく違う点ですね。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

