こんばんは。島根県益田市の女性社会保険労務士池口由里絵です。

今日は、寒い1日でした。

夕方、吹雪になり、子供達は、うっすらと積もった雪を集め、とても小さな雪だるまをぶつけ合って喜んでいました。

吹雪

 
2007年認知症患者が徘徊し線路に入って死亡した事件で、JRが介護をしていたご家族に損害賠償請を求めた訴訟で、明日、最高裁判所による判決が下されます。

この裁判の注目点は、介護をするご家族が監督責任を負うべきかどうかです。

「もう自分たちだけの裁判ではない。負けるわけにはいかない」とご遺族の方がおっしゃるように、日本全国の認知症患者のご家族や介護施設職員の方たちから注目されています。

判決で、ご家族が監督責任を負うことになれば、介護離職がさらに進むことが懸念されます。

介護離職を防止するために会社様ができることは、従業員の方が自分で介護しすぎないように

・介護休業制度

・介護のための短時間勤務制度等の措置

・介護休暇制度

・転勤に対する措置

等を日頃から、社内研修等でお伝えすることが大事です。

厚生労働省ホームページでは、企業における仕事と介護の両立支援に社内研修用資料等が掲載されています。

介護の心構え、両立支援制度、在宅介護の場合の介護保険サービス利用の流れが紹介されていますので、是非ご活用ください。



最後までお読み頂き、ありがとうございました。 
 

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