こんばんは。島根県益田市の女性社会保険労務士池口由里絵です。

次男の幼稚園の園庭は、ゆったりとした広さで、有志の保護者の方々が花壇に美しい花々を咲かせてくださっています。

来週、園児達とビオラやパンジーを植えるため、花壇の手入れをしてくださったそうです。

いつもありがとうございます。

花壇

 今朝の日経新聞に昨日、安倍首相が待機児童解消のため2017年度までに50万人分の受け入れ先を確保する方針を明らかにしたと報じられていました。

保育所整備のスピードは2倍になったということですが、肝心の保育士不足が問題となっています。

潜在保育士が60万人いるといわれていますが、彼らが就業しない理由として

・非正規雇用労働者が86%で賃金が低い

・正規職員の61.5%以上が20~30代の保育士で、ご自身も子育て世代のため仕事と育児の両立が難しく離職

が挙げられています。

他の家庭のお子様を預かる責任の重い仕事であるにもかかわらず、賃金が安く、ずっと子供たちを抱っこしているため腰を痛め、退職せざるを得ないケースも多いです。

今後は、企業内保育所の設置、少子化対策の財源を求める仕組みづくりの検討を進めるようです。

ただ保育所を作るだけでなく、お子様の病気看護に使用するため、失効した有給休暇の積み立て制度、子育て期間は短時間勤務の正社員制度などを設けることも重要です。

働きやすい雇用環境整備をしなければ、潜在保育士の方の就業、企業の子育て世代の従業員の方の就業の継続は望めないでしょう。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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