ZorinOS 18(Beta版)が出たので試してみる | モノづくりの日々

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Windowsユーザーも違和感なく乗り換えできるでお馴染みのZorinOS

先日新バージョンのZorinOS 18が出たので試しにインストールしてみる。


ZorinOSインストール画面、言語選択

Ventoyにisoを置いてUSBブート。

すると普通にインストール画面が現れ、案内に沿って選択をしていくと無事インストール完了。


Zorin OS 18 へようこその画面
まず見た目がWindowsに近いので、初めての人も違和感が少なく感じるだろう。
びっくりしたのがデフォルトブラウザがBraveになっていた。このブラウザは画面表示が早く、セキュリティ、広告カット機能などがあって個人的には好き。
Zorin OS 18のソフトウェアセンター画面
アプリは基本的に『ソフトウェア』というWindowsで言うところのMicrosoftストアアプリのようなものを通じてインストールする。
ネットからダウンロードしてきても良いが、Windowsと多少やり方が違うので、初心者の方はこちらのやり方以外はやめておいた方が良い。
ファイル管理システムもデフォルトのものよりDolphinが好きなのでソフトウェアで探したらあったのでインストール。ついでにAdobeReaderも。
ファイル管理システムすらもカスタムできるのがLinuxの魅力の1つでもある。

ZorinOS 日本語入力設定画面

Linuxではインストール後に自分で入力言語の設定をしなければならない事が多いが、このディストロは何と最初から日本語入力が可能。
私もLinuxをいじり始めた時に一番苦労したのは日本語入力設定だったのでこれはありがたい。

ZorinOSのアプリケーションメニュー画面
最初から一通りのアプリケーションがインストールされている。
Linuxにプリインストールされていることが多いLibreOfficeだが、最近の私の流行りはOnlyOfficeなので後でインストールしておこう。

ZorinOSの外観設定:デスクトップレイアウト変更
外観の設定。

ZorinOSの外観設定画面
Windows風だったりインターフェースを選べ、気分で変えることも可能。
Pro版を購入すると選択肢が増え、Mac風やChromeOS風、Ubuntu風なども選べるようになる。
確か9000円くらいだったので、使い勝手次第ではアップグレードも検討。

ZorinOSの外観設定:効果
私は目に優しいダークモード一択。

Zorin Appearanceというアプリでその他アニメーション効果などの変更ができる。

Windowsではあまり見かけない遊び心。


Zorin OSオンラインアカウント設定画面
主要なオンラインサービスアカウントのログイン管理も出来る。
SI単位表:平面角、立体角、長さ、面積、体積、時間、周波数、回転数、質量、線密度、密度
OnlyofficeでExcelファイルを開いてみる。
問題なく表示ができるし、編集も問題なく可能。Excel形式で保存することも可能。

結果。
コイツがあればWindows10が終了しても何も困らない。
Windows11は10よりもリソースを必要とするので、無理やりアップグレードしても動作が重くなる。
ZorinOSは比較的軽めの部類に入るので、今回インストールした第4世代core i3の8GBメモリマシンでも快適に動作する。
第4世代だとCPU内蔵グラフィックが弱いので動画の再生処理に遅れが出ることがある。

これはその時期にはあまり動画のストリーミング再生が普及していなかったので仕方がない部分もある。

第6世代以降だとだいたいストレスなく再生ができるようになる。


市場のWindows10PCもだいぶ値崩れしているので、安く入手してインストールするのも良いのではないか。