モノづくりの日々

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何か作ったり直したり思いつきを形にしたりしています。
ココナラ、ランサーズ、クラウドワークスでも活動しています。【デカブツ】で検索を。

Windows10サポート終了も来月に迫り、第7世代以前のPCの値崩れが著しい。

今回もクーポンなんやらで購入したPCは5500円。


DELL Inspiron11 3000シリーズ

core i3 4030U 

メモリ4GB(1スロット 交換でのみ増設可)

SSD 128GB

11.6インチ タッチディスプレイ搭載


初めて自分のお金で買ったのはDELLだったな〜

知識もなかった頃に買ったVista機で、単身赴任先でアンテナ繋いでワンセグ見てたな〜



非常にキレイな筐体。

コイツはヒンジで画面反転してタブレットとしても使用可能。

薄型だが、タッチディスプレイのため、画面周りの縁幅が広く、サイズ表記に対して多少大きく感じる。




画面解像度こそWXGA (1366x768)しかないが、IPS液晶のためか画面サイズが小さいためか、非常に綺麗に見える。起動も15秒以下。

裏蓋は比較的簡単に開いた。
ネジを外して隙間にプラスチックピックを突っ込んでパリパリと爪を外していく。

4GBしかないので部屋に落ちていたDDR3L 8GBメモリに差し替える。交換可能なのはありがたい。


開腹したついでにバッテリーを外し、グリスも塗り替え。バッテリーはネジ止めされているだけなので特にコネクタなどは外さなくても良い。
coretempでモニタリングしていると温度としては70℃そこそこだが、多少重い作業を見越してカピカピグリスは剥がしておくのが良。

もちろんwifi+Bluetooth搭載だが、wifiは2.4GBしか認識しない。これも交換対象だが、少し形状が特殊。Amazonで探すとQualcommに同じ形状を見つける。5GHz帯使いたいしすぐに注文。

 



とりあえずメモリは認識。SSDも後日256GBくらいに載せ替えることにして今日は終了。

まだ当たっていないドライバ等あるのでホームページからダウンロード。


Android系OSとWindowsのデュアルブートとかできないかとか検証してみる。
今のところBlissOSが候補。
本体&ACアダプタ 5500円
落ちてたメモリ 1000円くらい
Wifiカード 1200円

以前購入して遊び倒したGIGAスクール端末のASCON AT08。

Linuxをインストールして遊ぶつもりが、上手くインストールができない…


というのが前回までのお話。

今回軽い3D CAD作業がしたいがために、小さめのWindowsが必要になったので、先日メモリを増設したdynabookマシンをWindows化して、代わりにAT-08をLinux化しようと思い作業開始。


まずはdynabookにWindows11をインストール。

ブートメディアを作ってUSBブートをしようとするが、この時代のdynabookのBIOSはちょっと面倒くさい子で、CSMブートやらUEFIブート、セキュアブートやらの設定がよく分からず、何度やってもWindows11をインストール出来ない。

ではWindows10を入れてみようと、作っておいたブートメディアを使うと上手くインストールできた。

では先程のWindows11のインストールメディアからアップグレードしよう。



無事アップグレード完了。これで軽CAD機は用意できた。お次はAT-08へのLinuxインストール。

chat-GPTなどを駆使して色々と調べていると、Waylandと相性がいいとの情報があったので、Ubuntu系ディストロならば良いのではないかとインストールを試みる。
UbuntuのGnomeデスクトップ環境は未だ慣れないので、UbuntuフレーバーであるKubuntuを入れることとした。

Rufusでメディアを作り、USBブートをすると普通にインストール画面になる。
タブレットPCにありがちな横向きだが、タッチディスプレイが効くので特に問題は無い。

Calamaresの指示に従って粛々と進めてインストール完了。再起動。
実際は92%のソフトウェアインストールフェーズで止まっていたが、後で入れれば良いのでキャンセルを押して強制的に終了した。

キタキタこの画面の乱れ。一度画面を閉じてスリープから復帰させると画面が復活。他のディストロではここで色々と不具合が起こったが、Kubuntuは一度復帰すればその後問題なく動いた。



調べていくと、このスリープ→復帰の流れのスクリプトを組んで自動化した猛者もいたので紹介しておく。
全3回に渡る戦いの記録。Grubを使わないというのは盲点だった。


上記はUbuntuを使っているらしく、同じスクリプトを作れば画面の自動復帰も可能かと思ったが、フレーバーの差から来る細かな差(フォルダ構成の違いなどの微細な差)もあり、今回は手動復帰で我慢しておこう。

画面の自動回転機能は失われたものの、再起動しても画面の設定が戻ることもなく、快適に使える。タッチディスプレイも健在だし、ドライバ消失でWindowsでは失われてしまう音声出力もきちんと機能する。
ってかWindows標準ドライバはサポートしてないスピーカーが多すぎ!

日本語入力はDiscoverでMozcを検索すれば出てくるので、インストール後、入力設定にMozcを追加、更新ボタンを押せば良い。Chrome系であるvivaldiも普通に日本語入力ができるようになった。

画面ノイズ自動復帰スクリプトに関しては知り合いのLinux開発者に聞きながら後日チャレンジしてみることにする。
画面はフルHDだし後期型Celeronだしで普通に機能するノートPCとして無事復旧完了!

メモリ上で動くOSとして有名なpuppy Linux

ずっといじってみたかったのだが、最近は更新がないので躊躇っていたOS。

数日前、puppyの開発者が新たに開発したpuppy Linuxの後継OSがあるとの情報を得たので試してみる。


機能としてはpuppyとほぼ同じEasyOSという名前のディストリビューションだ。




公式HPにアクセスすると、ただのリンクの羅列なのでよく分からない。

なのでDistro Watchのサイトのリンクからダウンロードすることにする。

https://distrowatch.com/popularity


分かりにくいのだが、現在のバージョンはexcalibur。リンクからimgファイルを落としてくる。



日本語入力にはもちろん対応していないのだが、有志が日本語化パッチを作ってくれているので、ダウンロードして起動後にインストールするだけで日本語入力ができるようになる。

先人たちに感謝。


このOSはインストールする必要が無い。Rufusなどを使ってUSBメモリやSDカードにimgファイルでブートメディアを作る。先程の日本語化パッチも入れておいて良い。

そしてBIOSでドライブの起動順序を変えて起動するだけ。


起動するとキーボードの種類を選ぶ画面になる。27が日本語キーボードなので27と入力してEnter。

パスワードを決めるらしいが、ここは何も入力せずにEnterで良い。

起動するとウェルカム画面的なものが出てくるが、全て閉じる。詳しい手順は先のフォーラムに書いてあるので割愛。

保存しておいた日本語化パッチファイルをクリック。デフォではシングルクリックなので注意。空いているところで右クリックすると設定でダブルクリックに変えられる。

インストールが完了したら再起動。

再起動の際は必ずセッションの保存をすること。
メモリというのは電源を切るとデータを保持できないという特性を持っているので、ブートメディアの中に現在の状態を保存しておく必要がある。デスクトップ上にSAVEアイコンもあるのでそちらを押す癖をつけておくと良いだろう。

オフィスソフトもブラウザもプリインストール済。追加でいつものブラウザなども入れられるが、Chrome系ブラウザは日本語入力に難があるので、使うのならFirefoxが良いと思う。

メモリはデータ保存は出来ないが、非常に高速でデータのやり取りが可能なため、このOSは非常に軽い。今回使ったマシンはストレージ容量が32GBしかない為、普通に軽量Linuxを入れてもすぐにいっぱいになってしまう。

しかしこの子ならストレージは使わないので丸々データ保存用ストレージとして使うことが出来る。


USBを持ち歩くだけで出先のPCを借りればいつもの環境で作業ができるのは便利。

カスタマイズには向いていないが、使いようによってはかなりの戦力になりそう。