モノづくりの日々

モノづくりの日々

何か作ったり直したり思いつきを形にしたりしています。
ココナラでも活動しています。【デカブツ】で検索を。

プラスチックの加工方法はいくつかあるが、圧倒的に多いのが射出成形。

数ミリ角のペレットと呼ばれる状態のプラスチックの粒を成形機に投入し、溶融させ、粘度を持った状態で金型の中に射出する。

射出の際に金型にかかる圧力は1cm²辺り500~1500kgfというとんでもない値になる。なので5cm×2cmの面積の製品を得ようとすると5~15tの力が金型にかかる。

つまり金型をそれ以上の力で押さえつけていないと射出の圧力で金型が開いてしまう。


射出成形機は金型をとんでもない力で締めている。100t成形機は文字通り100tの力で金型を締めることが出来る。100kgのデブが1000人乗っかっているのと同じ力。イナバ物置もびっくりだ。


成形機は大きく射出装置と型締装置に別れており、型締装置は前述の通り、射出装置は最大で秒間500mm程の速度で射出することが出来る。1000mm/sec越えの速度を出せるものすらある。それだけの速度で打ち出さないと充填ができないものもあるということ。

粘度を持った物質をそれだけの速度で押し出すので、型は硬い金属でなければ受け止められるわけが無い。

当然射出の勢いと圧力で壊れることもある。


一般的な射出成形機を3Dプリントしてみるとこうなる。

射出装置は例えるなら注射器。メンテナンスのために回転出来るようになっている。

金型をセットして射出する時は必ず安全扉を閉じないと動作しないようになっている。
もしも挟んだら…
プラスチックの製造方法は他にも押出成形や圧縮成形、真空成形など様々な種類がある。
身近にあるプラスチックはどのように作られているのか。調べてみるのも面白いかもしれない。





LinuxディストリビューションをYouTubeで紹介している方の動画を見て、また新しいディストリビューションを知った。CutefishOS rebornというiPad OSを意識したディストリビューションだそうだ。


rebornとは一時開発が終了してしまったが、有志が開発を再開したのでつけた名前だそうだ。

早速ホームページからisoファイルをダウンロード。しかしこれがびっくりするほど長く、途中30分ほど寝落ちして起きてもまだ半分。結局ダウンロードだけで1時間以上かかった。サーバーどこにあるんだよ…


iPad OSライクを謳っているのならばWindowsタブレットにインストールしたら使えるのでは?と思い、古いdynabookTABにインストールを試みる。



しかし恐らくは32bitに対応していないのでUSBブートすらできず。そもそもホームページには対応チップセットすら書いていなかった。

そこでかろうじて64bitである最弱PCでおなじみのASUS EeePC 1225Bにインストールすることに変更。



一応USBブートは出来たが、とにかく遅い。インストールするのにもまた1時間以上かかる。



しかも情報ではmanjaroベースの開発と書いてあったのにインストール中は何故かubuntuのインストール画面。


何とか終了して、ちゃんとCutefishOSがインストールされていることに一安心。


ランチャーボタンを押すとソフトウェア一覧が見られる。この辺りはちょっとiPad OSっぽい。

しかし問題発生。日本語入力が出来ない。
mozcをインストールしたが、アプリケーションの起動ができない。情報をネットで調べようとしてもマイナーすぎて情報がない。
その上YouTubeもカクカクを通り越してガクガク。こりゃダメだ。


仮に日本語入力が出来るようになっても処理が遅すぎるので使い物にならないことは明白。大人しくZorin OSを入れて本日の作業は完全敗北。

確かVistaの時代からある機能Windows Aero。Aero Shake(エアロシェイク)という機能がWindowsに搭載されたのはWindows7からだったか。


自分は基本的に作業中以外のものを除いてデスクトップには何も置かない。しかしダウンロードファイルは一時的にデスクトップに落とす派で、新規ファイルも一時的にデスクトップに作る。これはエアロシェイクという機能をよく使うからに他ならない。


エアロシェイクとは

ウインドウのタイトルバーを掴んで左右に数回フリフリ(シェイク)すると、それ以外の全てのウインドウが最小化するという機能。

ファイルを保存したいフォルダを開き、エアロシェイク機能を使うと、デスクトップ上に落としておいたファイルとフォルダだけが表示された状態になる。

ファイルをドラッグして移動すれば保存完了。


確かWindows10ではデフォルトで有効になっているが、Windows11では無効(のはず)。

Windows11で有効/無効化する方法は

設定画面からシステム→マルチタスクと進み、


タイトルバー ウインドウのシェイクのオンオフを切り替えるだけ。

ダウンロードファイルを保存先フォルダに保存するためにはまずダウンロードフォルダを開き、さらに保存先フォルダを開いて並べてから移動しなければならないが、これなら保存先フォルダを開くだけでドラッグ&ドロップができ、ひと手間減る。

先にブラウザのダウンロード先をダウンロードフォルダからデスクトップに変えておく必要があるが、以降はだいぶ楽になる。

実際の作業机もPCのデスクトップもキレイにしておくと作業が楽になるという話。