北の大地で試される旅2022秋② | 社畜ときどき趣味

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某鉄道会社、旅する運転士(仮)さん。

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こんにちは。

前回からの続きです、猛烈な?寒波に見舞われながらも上陸を果たしたワイ氏。

札幌市内にあるふせ食品店さんにお邪魔した後に向かったのは、夕張にある鹿の谷神社。

 

Googlemapでみると、木と熊笹が生い茂る小さな山というか藪の中にあるみたいですね。

 

これが現在の航空写真、中央の鹿の谷神社とあるばしょが目的地です!

 

1971年(国土地理院)の写真です、黄色の印付近が鹿の谷神社と思われます!

左柄続く山道も健在、もちろん右中央の鉄道も健在どころかとても巨大・・・

建物の密度も違いますね!さすが夕張と感じる写真ですね~

 

おおよその検討と、先人たちの足跡(動物の足跡?)を頼りに、いざ藪漕ぎ!

カラスの大群の鳴き声が不気味にこだまする中、藪漕ぎすること10分。

途中で太ももがつりかけたのは内緒(笑)

手水舎を発見!水は枯れ、落ち葉が中に溜まっていますが、小ぶりながらしっかりと残ってました!そして、手水舎を振り返ると…

 

鳥居もしっかりと残っています。色こそは褪せてしまっているものの、大きく破損することなく夕張の地を見守っています。

 

というか、この先に階段があり、熊笹を藪漕ぎしないでも苔むした階段を使えばアクセスできたんですよね(笑)

車の中からではわからず、歩いていてもこの時期だとよーく見ないとわかりませんでした…

 

木々に埋もれながらも、山の中に残る赤い鳥居と木々の間からの木漏れ日が印象的でした。

 

いつしか、参拝する人もいなくなり、自然と一体化していく。

まだそこには、神様はいますか、、、?

 

神社へ続く階段も苔生し、草も生え、ところどころ崩れ、自然に帰っていく。

それでも、そこには人々の暮らしと、信仰が確かに存在していた。

 

というわけで、夕張の自然に帰りつつある鹿の谷神社でした。

人は居なくなっても、神様は残り見守り続けるのかなと、柄にもなく考えたりしながらの散策でした。

 

次回は道路沿いに残るガソリンスタンドのあとです。

 

探索などは自己責任でお願いします。