昨日の話の続き…ただ今、ロケ中でっす 10/20記事
私 「どう、体調は」
理美ちゃん「あい変わらず、痺れが治らなくて
辛いよお。」
周りにいたマネージャーや
メイク・スタイリストさん達 「ん⁉」
私 「31年前のカナダの事故で一緒だった女優さ んって、実は、理美ちゃんだったの…」
マネージャー
周りの皆「えーーー、そうだったんですかー？
季実子さん、今まで、ただの1度も
どなたと一緒だったのか
名前出さなかったから…」
私 「勝手に名前出しちゃ悪いかと思って……」
理美ちゃん「いいよ、もう、大丈夫よ。
30年以上も前になったから。」
理美ちゃん「あのときね、気がついて見上げたら
季実子ちゃん、空をとんでたの！」
私 「え？理美ちゃん、
馬車の下敷きになってて
私が見えてたの？」
理美ちゃん「うん！見えてたの。」
私 「見えてたんだー。」
理美ちゃん「うん、見えてた！
ほんと、スローモーションだった！」
理美ちゃん「そして、忘れもしないアノ音❗❗」
私 「アノ音？
アノ音って？
なに？」
理美ちゃん「季実子ちゃんが落ちたときの音❗
ドスンｯ❗って…」
私 「え？ドスンｯ⁉
そんな音してたの？」
理美ちゃん「うん！
ドスンｯて音がしたのっ！
あの時、
あー、
もう、駄目だなって思った」
私も
周りの皆も全員 「・・・」
今まで、事故の話を、
私自身だけが主観的に話してただったけど、
初めて客観的に具体的に聞けました。
その時、馬車から堕ちたカメラマンさん(どうしてるのか、いつも気になってます。)も周りにいたスタッフも事故の後、
私達の大怪我と、
ハリファックスから霧で遅れ、トランジットのトロントで日本行きの飛行機に乗り遅れた事もありバタバタ。
1日遅れで成田に着き、成田で解散💨💨💨
私は車イスで当時、撮影していた「男たちによろしく」と言う番組の本番に緑山へ直行。
車イスの理美ちゃんは成田から、病院に入院したらしい
その時の制作会社には逃げられちゃった❗
ドロン❗❗
だから、スタッフもバラバラ…
理美ちゃんも私も、何の保証もされないまま今に至り…
話は少しそれたけど、
だから、その時の話を
人から具体的に聞いたのは昨日が初めてだった！
いつも自分だけが発信してたから、
時間が経つにつれ、なんだか、だんだん自分が虚言してるんじゃないかと不安になり始めてた…
自分でも驚いた話❗❗
そして、話が聞けて、
変な言い方だけど嬉しくもあった！
そうよねえー、そう！
死んでてもおかしくなかったのよね。
あのとき、きっと、
もう一度、頂いた命なのよねー。
事故のあと、
理美ちゃんと2、３度、仕事場で会えた事はあるけど、ゆっくり話す時間は無く、
お互いの体調確認だけしてただけだったので。
カナダの事故から31年…
お互いに紆余曲折の人生歩んできましたが、
後遺症とも歩んできてる人生
まだまだ、2人とも後遺症との戦いはあるけれど、
理美ちゃんが元気で輝いていてくれることは
私の励みでもあるんです❤
