今日みた夢はこうだった。恐らくはナチス統治下のドイツの街中に降り立った。夜である。官憲に捕まってはまずい何かがあるらしい。傍を若い警官が通った。なるほど、背が高い。とにかく何も持っていないし、捕まったらまずいので、なるべく田舎へと進んだ。当然、野宿で、手頃な場所を探した。なぜか道行く人が金銭等をくれた。いつのまにか夜ではなかった。

 ここからは夢の分析をする。余り原因は考えられないが、終戦記念日前後だからかもしれない。

 ところで終戦記念日といえば、8月15日なのだが、我国がいつ終戦したのかについては諸説がある。我国一般にはこの日なのだが、1982年(昭和57年)の閣議決定で、同日を「戦没者を追悼し、平和を祈念する日」とされた。終戦という文言は使用されていない。

 なお終戦したのがいつかについて、他にありうるとすれば、ポツダム宣言は8月14日に受諾された。日本が降伏文書に調印したのは9月2日である。第二次世界大戦を終結させるために、我国と連合国との間で平和条約がサンフランシスコで調印されたのは1951年(昭和26年)9月である。こういう訳だから、外国では必ずしも8月15日が第二次世界大戦終戦日ではない。