各地の商法や商慣習に精通していたサヴァリ1670年に商法・商慣習の改善に関する建白書を提出し、認められた。そして1673年、商業条例の草案作成に参画することになった。この商業条例はサヴァリー法典とも呼ばれ、サヴァリーの影響が大きい。その影響の主なものは以下の通りである。
 後継者育成による商業経営の維持、商業道徳の向上、内外における商業の信用の向上、商業法規の統一、商取引の円滑化のための特別施設の設置である。
 この商業条例は1807フランス商法典にも受け継がれ、後に各国の法律にも大きな影響を及ぼすことになる[1]


[1]原輝史編『フランス経営史』(有斐閣、1980)273-274(佐々木恒男執筆)