━━━2023/2/26━━━━━━━━━━━━
こんにちは！池田貴将です！
本日は
『恐れとの付き合い方が人生・ビジネスの成果を変える』
についてお話しします。
世界ナンバーワンコーチ アンソニー・ロビンズは次のように言います。
「あなたの行動を止めるのは、恐れだ」
ダイエットしようとしても、収入アップしようとしても、
部屋を片づけようとしても、告白をしようとしても、
その行動を止めるのは、能力がないことではなく、「恐れ」だというのです。
失敗するのが怖い、
批判されるのが怖い、
孤独になるのが怖い、
断られるのが怖い、
恥をかくのが怖い、
損をするのが怖い、
現実と向き合うのが怖い、etc.
どんなものであれ、僕らの行動を止めるのは恐れなのです。
さて、そんな恐れには、１つ特徴があります。
「恐れから遠ざかろうとすると、恐れはあなたに付いてまわる。
恐れに近づこうとすると、恐れは霧のように消えて無くなる。」
これはとても面白い特徴です。
失敗するのが怖いと思って、準備をしている時は、
「失敗したら嫌だな」という恐れがついて離れません。
断られるのが嫌だなと思っていれば、プレゼンの前夜も、
「明日、断られたらどうしよう」と恐れが睡眠を邪魔します。
ところが、皆さまも実感があると思いますが、
「いざやってみたら、そんなに大変じゃなかった」
「プレゼンで断られたけど、思ったより嫌じゃなかった」
というように、
「いざやってみたらできた」
「いざそうなってみたらなんとかなった」
ということが全てです。これが恐れの特徴です。
恐れから逃げようとすると、恐れはあなたを追跡し、
恐れに近づこうとすると、恐れは消えていく、のです。
だからシンプルに言えば「怖いことはやってみる」という原則になります。
実際、さまざまな成功哲学の中で繰り返し語られているのは、
「あなたが怖いものは、それが本当に望んでいるものだからだ」ということ。
つまり、断られるのが怖いとしたら、相手にYESと言ってもらうことを本当に望んでいるから。
お金を損するのが怖いとしたら、お金を増やすことを本当に望んでいるから。
つまり、怖いものの近くに、本当に望んでいるものがあるのです。
だから作曲家は、譜面の前に座って、ペンを取ることをためらいます。
良い曲ができるかもしれないけれど、何も生まれなかったら怖いからです。
だから、バンジージャンプをする人は、飛ぶことをためらいます。
飛んだらどうなるか、怖いからです。
でも実際に、座って書き始めてみれば、恐れは消えていますし、
飛んだら恐れよりもワクワクが勝ります。
覚えておいて頂きたいのは、恐れというのは、行動するまでしか存在しないのです。
なぜなら、恐れは「座るまで」しか存在しないからです。
もちろん、恐れを分析することで消えることもあります。
世界的ベストセラー「人を動かす」の著者デール・カーネギーは恐れの分析として、
次の５ステップを教えています。
ステップ１：怖いことを書き出す
ステップ２：最悪の場合どうなるかを書き出す
ステップ３：最高の場合どうなるか書き出す
ステップ４：現実的に起こりそうなことを書き出す
ステップ５：「２〜４」が起きたらどう対処するか決めておく
実際に、これは脳内で恐れに対してどんどん突き進んでいる状態です。
「失敗したらどうしよう」と恐れるのではなく、
「失敗したら、どうなるのか？」と思考を進めるのです。
脳内で恐れをどんどん突き進めていくと、恐れの本質に気づきます。
「恐れとは、想像だ」ということです。
だから、実際どうなるのか、どう対処するのかという、
「現実」を見つめてみると、恐れは消えていくのです。
恐れは、常に、行動していない人にだけつきまといます。
現実に常に対処して動いている人には恐れはないのです。
ぜひ今日、怖いことを１つやってみませんか？
すると、恐れは想像だとますますわかります。
また、ブログを読んで「これがいい」だけではなく、
「自分に当てはめると何？」というアイデアをストックしていってくださいね。
少しでもヒントになったら幸いです。
池田貴将
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