━━━2023/1/26━━━━━━━━━━━━
こんにちは！池田貴将です！
本日は
『３分間で人を動かす』についてお話しします。
世界的なベストセラー「人を動かす」を書いたデール・カーネギーは、
話し方も教えていました。
シンプルに言えば、
私たちが求めている「話し方」というのは、「上手に話すこと」よりも、
「人を動かす話し方」でしょう。
人生・ビジネスを変える話し方というのは、
焦点を「上手に話す」ことではなく、「人を動かす」ことに向けることです。
デール・カーネギーは、世界中の何万人という人たちを指導した中で、
とてもシンプルな３ステップを作りました。
「３分間で人を動かす３つのステップ話法」
【ステップ１】：自分の体験談を話す
【ステップ２】：その体験談から得られた教訓（気づき）を話す
【ステップ３】：聞き手にアクションを促す
というこの３つの順番で話すことです。
まずあなたの体験談を語る。
通常、人は「あなた」に興味を持ち、
次に「あなたの話す内容」に興味を持つからです。
（例：家の近所にある古ぼけた中華料理屋に試しに行ってみたら、とても美味しかった）
次に、そこからの気づきを語ります。
体験談だけだと「で、どういう意味があるの？」と相手に思われてしまいます。
「この体験でこういう意味を見出した」ということを語るのです。
（例：見た目で判断して、行動していないことで損をしている）
そして、相手への行動を促します。
質の高いコミュニケーションは、行動へとつながるものです。
「で、どうすればいいの？」と相手に思われないためにも、
こちらで「アクション」を提案してあげることが大事です。
実際にその通りに相手がしなくても、アクションを提案することで、
「だったらこういうのもいいかもしれない」と相手の中にアイデアが浮かびやすくなるからです。
（例：こんなことやっても無駄だろうな、ということを試してみよう）
３分で、
「体験」→「気づき」→「アクションの提案」
という３ステップを話す訓練を積むほど、人を動かす会話の力がアップします。
実際には、
話しながらこの３つを組み立てるのはとても困難なので、
事前に「体験―気づき−アクション提案」の３セットをつくっておきます。
考える順番としては、
最初に、「相手にとってもらいたいアクション」を決めることです。
相手にどういう行動をとってもらいたいのかを決めましょう。
「何でもいいからとにかくやってみよう！」なのか、
「相談してから行動して欲しい」なのか、
「目標を大きくして欲しい」なのか、etc.
相手にどういう行動をして欲しいか決めましょう。
「やる気を出して欲しい」だと、そもそも行動じゃないですし、
「コミュニケーションを大切に」だと、どうしたらいいのかわかりません。
意外にも多いのは、「特に相手にとって欲しい行動がない」という人です。
どおりで人が動かないわけです。
ただ話せば何かが起きるわけではないのです。
そうして大事になるのが、
「体験談」と「気づき」です。
これは急に考えても思いつかないので、
話すことの重要性が高い方は必ずストックしておきましょう。
「こんな体験があった」という体験と同時に、
「そこから見出された教訓・気づき」をまとめて書いておきましょう。
また本やセミナーを聞いて「これはいい言葉だ」と思ったら、
その「教え」に当てはまる「あなたの体験」を書いておきましょう。
誰かの言葉をそのまま言っても、人の心には届きません。
それに当てはまるあなたの体験談を伝えて初めて届くのです。
自分の体験談だけではなく、人の体験談もストックしておけば、
さらに説得力は増し、人を動かす力が高まります。
具体的にどういう風にストックすればいいのか、ということは、
こちらのスミスというものが、これにピッタリ当てはまります。
>>>スミスの詳細はこちら
こうしたことを日々繰り返している人は、
自分の人生・ビジネスもどんどん前進しますし、
なおかつ、人を動かす話もどんどんできるようになります。
ぜひ世界的な名著「人を動かす」を読んで終わり、
知って終わりではなく、
実際に使いこなすための３ステップを活用してみてください。
少しでもヒントになれば幸いです。
池田貴将
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