━━━2022/10/17━━━━━━━━━━━━
こんにちは池田貴将です!
本日は
『効果的なコミュニケーションの鍵』
についてお話しします。
成功するコミュニケーションの鍵は、
「違いを尊重する」ということができるかどうかです。
ビジネスであれ、プライベートであれ、家族的なことであれ、
お互いが「我慢をする関係」では、たくさんの障害や問題が生まれるでしょう。
“なんでわかってくれないの”
“なんで伝わらないの”
“なんで本気になってくれないの”
etc.
「仕方ないか」と我慢がはじまるとき、
その人との関係は、だんだんと冷めたものへと変わっていきます。
では、なぜ「我慢」してしまうのか?
大きな理由の1つは、
「 自分の見方が正しいと思っているから 」
です。
自分が正しいと思っているときは、
自分と違う見方をしていることが理解できません。
「なぜきみは不正解を選ぶんだ?」という態度は、
相手を理解するということを妨げます。
コミュニケーションの一歩目は、
「相手は自分とは違う」ということを知ることであり、
「その違いを尊重する」ということです。
違いを尊重することを妨げるのは、
「自分は正しく世界をみている」という思い込みです。
だから次のことを覚えておいてください。
「 世界には自分の知らない“見方”がたくさん存在している 」
あなたが見たこともないような角度から世界を眺めている人たちが、
何十億人も存在しているのです。
あなたが退屈だと思っていることを、
「寝るのももったいないほど楽しい」と思っている人がいるのです。
それは性格ではないのです。
「あなたの知らない見方がある」ということなのです。
退屈な世界など存在しません。
「退屈な見方」が存在しているだけです。
新しい見方を発見したとき、
私たちは新しい可能性を発見することができるのです。
さまざまな心理学の世界で、
「ひとは、自己重要感に飢え渇いている」と言われます。
簡単にいえば「認めてもらいたい」「尊重してもらいたい」のです。
だから、あなたが「相手を認める」「相手を尊重する」ということを、
まず先に示すことによってコミュニケーションの質は変わります。
尊重を誤解しないでください。
ときどき「相手を尊重する」と言うと、
「相手が正しい・相手の言っていることに従う」と思ってしまう人がいます。
尊重とは、
「私は君を尊重している。
そして、私の意見は君とは違う。
だから、君の意見に興味がある。なぜそう思うのかを教えてほしい」
ということです。
相手の見方にアンテナを立てる。
その見方のなかにあなたの知らない新しい可能性がある。
相手の見方と、
なぜそういう見方をするのかということに、
好奇心をもったとき、
人間関係は大きく変わり始めます。
少しでもヒントになれば幸いです。
池田貴将
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