━━━2022/8/29━━━━━━━━━━━━



こんにちは池田貴将です!

本日は
『「意見」は人生の主導権を失わせ、
「助言」は人生を豊かにする』 についてお話しします。


「ひとは常に、自分が設定した目標に近づきつつあるか、
 遠ざかりつつあるかのどちらかだ。
 その日その日にどちらを選ぶかは自分次第なのだよ」

— 作家・実業家 グレッグリード


私たちの人生には、さまざまなノイズ(騒音)が溢れています。

テレビや新聞や雑誌、広告やメールやSNS、
友人や上司や会議の会話など、
あらゆるところに「情報」が溢れています。


そうした情報の中には、
一握りの有益なものと、
その他多くのノイズなものが存在しています。


砂浜の中から一粒のダイヤモンドを見つけるように、
数ある情報の中から「有益なもの」を見つけるのは難しく、
「ノイズ」ばかりに振り回されると人生の主導権を失っていきます。


そうなると、多くのひとは迷い、悩み、

「どうしたらいいと思う?」
「これはどう思う?」

と周囲に「意見」を求めます。


仕事について、容姿について、
上司や会社について、今後の将来について、
自分のパートナーについて、
究極的には、自分について、

わからなくなると、

「どう思う?」
「どうしたらいいと思う?」

と「意見」を求めます。


あなたが聞けば、いくらでも「意見」が集まります。

「そんなことは無理だ」
「そんな大変なことやめた方がいい」
「あなたには難しすぎる」
「きっと後悔するよ」etc.


押さえておいてほしいのは、どれだけ「意見」を求めても、
「意見」はあなたの人生を変えない、ということです。


人生を変えるのは「助言」です。


様々な成功者にインタビューをし、自身も実業家として成功した、
グレッグリード氏は「意見と助言」について次のように言います。

「意見というやつはたいがい、無知から生まれるものだ。
 知識不足といってもいい。
 それに対して、助言は英知と経験から生まれるものだ。」

「(意見と助言の違いは)成功するかそうでないかの違いだ。
 問題は、たいていの人間は他人の意見はよく聞くが、
 よき助言を求めようとはしないということだ。」


私たちが求めるべきは、

「あの人はこれをどう思うだろう?」という意見ではなく、
「私は、どうしたら目標に到達するのか?」という助言です。


みなさまも経験があることと思いますが、
人がなにか新しいことを始めようとすると、周囲からは意見が出てきます。


意見は、相手がどう思うかです。
助言は、あなたが今いるところから、目的地にどうやって辿り着けるかです。


だから、周りが「どう思うか?」を集めることはやめましょう。


また、誰かが何かをすることに対して
「こう思う」と言うときは細心の注意を払いましょう。


「意見」は人生を豊かにしないのに溢れているので、ノイズなのです。


私たちが求めるべきは「助言」です。
具体的に、今ここから、目的地に辿り着くために、
「なにを、どうしたらいいのか」を求めましょう。


そして、実直に実行してみれば、次の「助言」が集まります。


「助言」は、いつも実践者のもとに集まるという特徴があるのです。
助言はいつも実行されたがっているのでしょう。


今日、あなたに集まるのは意見か助言か、
ぜひチェックしてみてください。

少しでもヒントになれば幸いです。

池田貴将

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