━━━2022/8/16━━━━━━━━━━━━
こんにちは池田貴将です！
本日は
『リーダーたちが行動するときに
考えているたった１つのこと』
についてお話しします。
多くのひとがステージをアップさせようとすると、
「もっと頑張る」という方法をとります。
収入をアップしようとすれば、もっと長く働いたり、
成績をアップさせようとすれば、もっと長く勉強したり、
体重を減らそうとすれば、もっと長く我慢したり、
より良い結果を得るために、「もっと頑張る」という手段は、
よく採用される方法でもあります。
でも、「もっと頑張る」という方法しか持っていないと、
わたしたちは疲弊してしまい、
モチベーションが急降下することがあります。
壁にぶつかり、停滞したときに、
一体どうしたらいいのか、
道がみえなくなってしまうこともあります。
だから、押さえて置きたいのは、
数々の偉人・リーダーたちが信じてきた次のこと。
「私たちが現在おこなっていることは、
自分の望むゴールにつながる１つの方法にしかすぎない 」
ということです。
世の中の多くのひとがこぞってする質問は、
「どうしたらいいでしょうか？」という方法についてですが、
リーダーたちの答えはいつも似ていて、
「思いつくものをやってみたらいいよね」と答えてくれます。
それは突き放しているわけではなくて、
リーダーたちは「やってみてからがスタート」
だとわかっているからです。
ビジネスだけでなく科学の研究者も、
「何をしたらいいかを知るために、まず実験をするんだ」
と言います。
多くのひとは、はじめる前にうまくいく方法が
分かるような気がしています。
「これは正しい選択か？」
「これはうまく行くのか？」
「こんなことやって意味があるのか？」
ということを「はじめる前」に
考えすぎて動けなくなってしまいます。
よく考えれば当然なのですが、
ストレス下におかれると忘れてしまいがちなので、
改めて言葉にします。
はじめの一歩を踏み出す目的は、
「次の一歩を決めるため」なのです。
何かをやると決めるのは、
それがうまくいくと分かっているからではなく、
それをやった結果をうけて「次にやることを決めるため」なのです。
だから、リーダーたちは「やってみよう」と言います。
「やってみると、次にやることがわかる」からです。
やってみれば、なにかのフィードバックが手に入ります。
勝利なのか、敗北なのか、成功なのか、
失敗なのか、期待通りなのか、期待外れなのか、etc…
リーダーたちが欲しいのは、
欲しいのは“このフィードバック”なのです。
「やってみて、こういう結果になった」となれば、
次のアプローチが見えるからです。
そうしていくうちに「これが自分に合っている」
というバランスを見つけます。
シンプルに言ってしまえば、
「やり方がわかるのは、スタートを切ってから」だとも言えます。
だから、ステージを上げようと思ったら、
「もっと頑張る」という言葉で終わらせてしまうのはもったいないのです。
わたしは個別サポートをさせていただくときに、
“がんばります”と言われると、必ず確認します。
●「 何を 」やるつもりなのか？（ 具体的なアクション ）
●「 どのくらい / いつまで 」やるつもりなのか？ （ 期間 ）
とても面白いのは、「がんばります」と言った最初の表情よりも、
この２つを明らかにした後の方が、とてもリラックスした表情になります。
「Clarity is power（ 明確さはパワー ）」なのです。
あいまいなことを、明らかにしていくことは、
わたしたちをもっとラクに、もっとスムーズに、
もっとのびのびとさせてくれるのです。
「どうしたらいいのか」ということを知るために、
私たちは、さまざまなことをはじめていくのです。
では、今週、あなたは
Q１：何をやるつもりですか？
Q２：どのくらいやるつもりですか？
Q３：そのことをやることによって、どんな結果を期待していますか？
少しでもヒントになれば幸いです。
池田貴将
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