━━━2022/7/26━━━━━━━━━━━━
こんにちは池田貴将です！
本日は
『「低い刺激・高い価値」を制するひとが
高いパフォーマンスを制す』 についてお話しします。
集中の大事さは、たくさんの人が知っていますが、
それをどれだけ実行できるかは人によって全く異なります。
集中することができる人は、一瞬で集中します。
たまに気を散らすものに関わっても、すぐに集中状態になります。
雑談していたとおもったら、本題になると一瞬で真剣な空気になる。
何気ない会話のときと、関心事項の話題では集中度合いが大きく変わる。
こうした「一瞬」でのめり込むスキルを体得していると、
「よしやろう！」とおもったら即座に熱中しています。
ビジネスでも、健康でも、語学でも、勉強でも、人間関係でも、
こうした人は優れた結果を出しやすいです。
一方、いろいろなことに気を散らしながら生きているひとは、
一瞬で、気を散らします。
なにかに取り掛かろうとおもったら、気になることをチェックしてしまう。
よしやるぞ！とおもったものの、頭からは雑念が離れない。
こうしたひとは普段は、気を散らしながら生きていて、
たまに集中しようとしています。
先延ばしが多くなったり、ためらう時間も長くなりますから、
当然、なかなか思うような結果が出ません。
最近研究していることによれば、
こうしたことは「性格の問題」でも
「考え方の問題」でもない、ということです。
これらは「脳の配線」の問題だということです。
「どういう刺激に反応しているか」が
私たちの脳の配線を決めているのです。
高いパフォーマンスを出すための
トラップがこの「刺激」にあります。
私たちの周りには「刺激」という点でみると、
「高刺激」と「低刺激」なものがあります。
高刺激とは、あなたをドキドキさせたり、
ワクワクさせたり、楽しくさせたり、
好奇心を刺激されたり、あなたの心を飽きさせないものです。
EX）インターネットやメール、スマホ、
ドラマや映画や、友人からの誘いごと、
仕事では、顧客からのメール、上司からの仕事の依頼など。
高刺激なものは、とても興奮させてくれますが、
そればかりだと、心が疲れ果ててしまいます。
一方、低刺激とは、退屈だったり、
目新しさがなかったり、シンプルだったり、
単調だったり、あなたの心が波立つことがないものです。
EX) 散歩、ジョギング、片付け、
相手の話に耳を傾ける、じっくりと読むことを要求する読書、
仕事では、中長期的な計画づくり、未来への種まき、
企画やものづくり、執筆、内省する時間など。
低刺激なものは、すぐに飽きてしまいそうなのですが、
あなたの意識・思考をとても深いところに導いてくれるのです。
意識や思考が深くなるほど、
仕事ならば、高い価値を提供することができるし、
人間関係ならば、相手の気持ちやニーズを深く理解することができるし、
スポーツならば、ピークパフォーマンスを生み出すことができます。
大事なのはここです。
私たちの周りには、常に「高い刺激」なものが溢れていて、
あなたを刺激し、注意を引きつけようとしていますが、
優れたパフォーマンスを出すためには、ある期間、
「 低い刺激だけれど、高い価値をもたらすもの 」
に集中的に取り組むことなのです。
高いパフォーマンスのひとほど、
「周囲の刺激からシャットダウン（遮断）される時間」
を大切にします。
あるアメリカのベストセラー作家は、1冊の本を書き上げるために、
ロサンゼルスから日本までの往復チケットを購入して
その2日間で1冊を書き上げました。
（日本には成田空港に到着して、すぐにまた飛行機に乗りました）
突き抜ける人たちは、その人生の中の必ずどこかで、
「低い刺激で高い価値のこと」に集中しています。
Q：あなたの身の回りには
「低い刺激だけれど、人生に高い価値をもたらすもの」は何がありますか？
多くのひとが「高い刺激で、低い価値」のことに振り回されているほど、
「低い刺激で、高い価値」のことに取り組むひとが突き抜けていくのです。
もし自分の人生やビジネスに高い価値を生み出すものが
なにかが分からなければ、是非
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いらしてみてください
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明確にして、取り組めるようお手伝い致しますので。
なお、疲れたりストレスが高くなると、
なおさら「高い刺激」を求めやすくなるのですが
さらに消耗するので注意しましょう。
パフォーマンスアップの鍵は、
単調や退屈や同じことの繰り返しにみえる「低い刺激」の中にあるのです。
少しでもヒントになったら幸いです。
池田貴将
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