━━━2022/7/24━━━━━━━━━━━━



こんにちは池田貴将です!

本日は
『成功する行動』 についてお話しします。

「反復はスキルの母である」という言葉があります。
「習慣は第二の天性である」という言葉もあります。


最初は、注意深く慎重にやっていたようなことも、
繰り返しているうちに、それが高い技術になり、高いスキルになる。


また、習慣としてそれを繰り返していると、
やがて、まるでそもそもそれが
上手だったかのような天性の一部になる。

ということです。


だから「反復が大事だよ」


ひとは、高いスキルや、
自然と高いパフォーマンスを行うひとをみると、
「あの人はセンスがいい」と言ったり、
「あの人は生まれつき得意だ」と決めつけてしまったりします。


あの人はセールスのセンスがある。
あの人はファッションのセンスがある。
あの人は株を選ぶセンスがある。
Etc


こうしたことは、日常的に言われていますし、
言葉にはだしていなくても、無意識のうちに
そう思っている人たちもたくさんいるでしょう。

ある研究では、
ひとの成功の要因を「センス」だと思うと、
自分のやる気が下がるという結果も出ています。


実際に、センスが良いと言われている人たちは、
ある行為が「まるで生まれつきそうなのだろう」と
思われるほど、その人にぴったり合っています。


そして、そうなるためには、
習慣になるほど日常で反復されているからです。
つまるところ、センスとは日常的な反復から生まれるのです。


世界ナンバーワンコーチ アンソニー・ロビンズは、
「成功の秘訣は、大量行動(Massive Action)」と言います。


「センス」や「能力」の高いひとをみたら、
それを「量」に置き換えて表現してみましょう。

たとえば、
「あの人は歌が上手」
→「あの人はカラオケに2000回いっただけ」

「あの人は英語が上手」
→「あの人は英語を300時間話しただけ」

「あの人は営業が上手」
→「あの人は営業に1000回行っただけ」

「あの人は経営のセンスがある」
→「あの人は1年で100箇所のうまくいっている会社をみただけ」


ほら、
なんだか自分の取り組む量を増やしたくなってきませんか?


料理でも、文章でも、経営でも、スポーツでも、
「量が質へ変わる」と言われています。


ある程度の量を経ないと、質の良さにならない、
ということですが、逆に言えば、
あらゆる良い質のものは、量へ変換できるということでしょう。


だから、成功を量へ戻す、ということを思考でクセづけると、
比較によるストレスも大きく減りますし、
自分が取り組むことも明らかになります。


また別の研究では、
成功したアーティストと、プロになれなかったアーティストに
「アーティストとして成功するために必要なものは?」
と質問をしたところ、

プロになれなかったアーティストの方が回答に
「センス」のような曖昧な表現のものが多かったそうです。


一方、プロとして活躍しているアーティストは、
成功するために必要なものを
細かい具体的なスキルとして列挙していました。


カギは、細かいスキルなのですが、
一度ひとの成功を「センスが良いからだ」と思うと
そこに気づかなくなります。


だから、この思い込みを変えることで
可能性の扉が開きます。


あなたが尊敬する人や活躍する会社をみたときに、
それをセンスのせいにするのではなく、量に還元してみましょう。


また、具体的にどんなスキルの結果なのかを、
細かくリストアップしてみてください。


あとはあなたがそれを身につけるために、
エネルギーを投入するかどうか、という選択の問題ですから。

少しでもヒントになったら幸いです。

池田貴将

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10年の研究の末、誕生した.
最初で最後の『池田貴将1DAYフルセミナー』



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