━━━2022/6/26━━━━━━━━━━━━
こんにちは池田貴将です！
本日は
『変化を起こす５つのボタン』
についてお話しします。
世界的なコーチでもあるアンソニー・ロビンズは言います。
「 だれかがあなたよりも上手になにかをしているなら、
それはただ１つの理由からだ。
判断の質が、優れているからだ。
起きていることに対して、どのような意味があり、
そのことに対して、どのような行動を起こすべきか。
その判断が優れているから、上手にできるのだ。 」
わたしたちの人生に対して、大きな影響を及ぼしているのが、
わたしたちがもっている「判断の質」です。
車の運転ならば、「赤信号」をみたら、「止まれ」と判断し、
ブレーキを踏みます。
これは皆が共通しているので差がつきませんが、
スポーツの世界では、一瞬の判断の差が勝敗を分けたりします。
判断の差が、重要になるのはスポーツだけではなく、
人生でもまったく同じです。
毎晩、なにを食べるのか、という判断が、
健康に大きな影響を与えるのは明らかでしょう。
人と接するとき、なにを聴き、なにを話すのか、という判断が、
人間関係に大きな影響を与えるのは明らかでしょう。
貧しい判断は、貧しい結果をもたらします。
優れた判断は、優れた結果をもたらします。
優れた判断ができるひとは、不運な出来事で大きな失敗をしても、
またそこから飛躍することができます。
一方、貧しい判断をするひとは、幸運で大きな成功を手に入れても、
貧しい判断によって、自ら失敗を招いてしまうのです。
＊
「あのときあれをしていればよかった」
「あのときこれをしなければよかった」
そう言うひとは多いですが、これではなかなか変わりません。
変わるために見つめるのはもう１段深いところ、
「あのとき、どんな判断をしたから、
あれをしたのか？（これをしなかったのか）」
という判断を深くみつめることが、
成長の鍵なのです。
ひとに影響を与えたり、ひとを育てるということならば、
「あれをするな」「これをするな」ではなく、
「どういう判断をしたから、そういう行動をしたのか」を
理解する必要があります。
行動がどこから生まれたのかを理解すると、
ひとに、大きな影響を与えることができるようになります。
こう聞くと、なんだかとても複雑で、難しいことのように
思うかもしれませんが、ひとの判断をつくっている
重要ポイントは５つある、とアンソニー・ロビンズは言います。
＊
「 判断 → 行動 → 結果 → 判断 → 行動 → 結果 ・・・ 」
というサイクルが回り続けているのが人生です。
次の５つの判断のポイントは、
１つでも変えれば、「判断が変わり、行動が変わり、結果が変わる」ようになります。
１）感情の状態（State）
焦っている人と、リラックスしている人とでは、判断が変わります。
２）問い（Questions）
「なんでこうなったんだ？」と問う人と、
「これをどう面白くできるだろう？」と問う人では、
全く違う人生になるのは明らかです。
３）価値観（Values）
「冒険」に価値をおいているひとと、
「安心」に価値をおいているひとでは、
遊び方も、お金の使い方も、仲間も違うものになるでしょう。
４）思い込み（Beliefs）
「これ以上よくならない」と信じているひとと、
「どこまでも成長できる」と信じているひととでは、
やる気も行動力も違うものになりますよね。
５）参照体験（Reference Experiences）
難しい・簡単だ。高い・安い。こうした判断はすべて
１つの質問に集約されます。「なにと比べてそう思う？」。
比べるときに参照している体験・経験によって、判断は変わるのです。
長くなってしまったので続きは次の記事でお届けします。
まずはぜひご自身や、
周りの人のこの５つをチェックしてみてください。
少しでもヒントになったら幸いです。
池田貴将
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