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本日は
『成功の反対は失敗ではない、成功の反対は“何もしない”こと。』
についてお話しします。


何かを目指し、それを叶えていくというプロセスの中で、
忘れてはいけないことは、

「成功の反対は、失敗ではない」

ということです。


成功と失敗が、反対のものだと思ってしまうと、
私たちは「成功をするために失敗を避ける」となってしまいます。


これが極端に出ると、

フラれたくないから、告白しない。
否定されたくないから、発言しない。
NOと言われたくないから、販売をしない。
筋肉痛になりたくないから、運動をしない。etc...


とてもシンプルに言うと、これは
失敗を遠ざけるとき、成功も同時に遠ざけているのです。


大切なことは、

「成功とは、失敗の反対側にあるのではなく、失敗の先にある。」

ということを忘れないことです。


つまり、
「うまくいくか、うまくいかないか」

といくら心配したり、悩んでも意味がないのです。


うまくいくまで、うまくいかない状況を改善し続けること、
それが成功のプロセスだからです。


トイ・ストーリーやファインディング・ニモなどの
成功する映画をつくるピクサーでは、
そのプロセスを次のように表現しています。


「いち早くつまらない映画をつくること。
 そして、“つまらなくない”ものへ変えていく。 」


「面白いもの」を作ろうとして、
アイデアが出なければ何も作られません。

これは究極の失敗です。


だから、

「つまらないもの」を作って、
「ここがつまらない」「こうしたら面白くなる」というようにダメ出しをして、
「つまらなくないもの」へと変えていく。


それが「とても面白いもの」へと、あるとき変化を遂げていくのです。


世界的なコーチ アンソニー・ロビンズは、次のように言います。


「成功とは正しい判断の結果である。

 正しい判断は、多くの経験の結果である。

 そして、ほとんどの経験は、誤った判断の結果である。」


ほとんどの経験は失敗なのです。
その失敗の先に、正しい判断ができるようになるのです。


だから大事なのは、
失敗から何を気づき、何を学び、これから何を変えていくのか。


成功の反対が失敗だと思ってしまうと、
やってみて失敗したら、無理だと思ってしまいます。


成功の反対が失敗だと思ってしまえば、
できる範囲に小さく収まってしまいます。


「成功者=失敗していない人」ではなく、
「成功者=平均的な人より失敗した人」なのです。


「失敗者=失敗した人」ではなく、
「失敗者=何もしていない人」なのです。


失敗の先が成功だとわかっていれば、
失敗したときに、ここから何を学び、次にどう活かそうか?
と成長のプロセスが始まるのです。


“結果”へと至るまでの数々の小さな失敗のプロセスが、
私たちをより成長させ、より自由にさせてくれるのです。


昨日は何に気づき、何を学んだでしょうか?
あなたは今日、何を成長させていきますか?



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少しでもヒントになったら幸いです。

池田貴将

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