ひとは基本的に、これまでの人生の中で、
過去のうまくいったやり方を踏襲します。
判断 → 選択 → 結果
という、ひとのもつメカニズムがあります。
過去のうまくいった結果は、
さまざまな理由があるのですが、
わたしたちの「学習本能」は、
そのときにどんな判断をしたのかを学習してしまいます。
それを自分の判断基準にするのです。
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やり方をいくら変えても、
そのひとの中の判断基準が変わらないと、
結果は出ません。
逆もあります。
スポーツで、全国大会に出るようなひとは、
その身体能力よりも、その判断基準が優れていたからなのですが、
仕事をはじめたときに、
判断基準がリセットされてしまうひとも多くいます。
「あれは、スポーツで、
これは、仕事だから 」
と、自分の中で、分けてしまうのです。
これはとてももったいない。
※
過去に、どれだけ優れた結果をだした判断基準であっても、
永遠に通用することはありません。
すぐれた判断力というのは、
自分の判断基準を見直す力です。
過去に正しいとおもっていたものを
疑い、より良いものに変えていく。
行き詰まってるとおもうときのほとんどは、
自分が正しいと思っている判断基準が、もう今は間違いになってしまっている、ということがほとんどなのです。