ちょうど今読んでいた本に、

「 危なっかしいくらいが、成功するには、ちょうどいい 」と書いてありあした。

最近は、安定してますね、と言われていることが増えてしまったなと思うと同時に、
子供の頃は危なっかしいと言われたなという記憶が甦りました。



今は、とても本を読んでいますが、
昔は、全く本を読まない子供でした。

小学校、中学校と本を読まず、
例に漏れず、読書感想文は大の苦手でした。

そんな僕が一番最初に興味を示した本は「学習参考書」なのですが、
それは一般的な本ではないので置いておくと、

最初に買った本は、「天才ギタリスト ジミ・ヘンドリックス」に関するものでした。

中学1年生のときに、学年主任の先生が、
社会の授業中に「ギター」を演奏してくれました。

やさしく穏やかだった先生が、
情熱的に激しく演奏する姿に感動し、
帰ってすぐに「ギターが弾きたい!」と両親に伝えました。

その後、バンドブームもあり、毎日のようにバンド雑誌を読み、
そして、さまざまなギタリストが「史上最高のロックギタリストは、ジミ・ヘンドリックス」と書いていたので、
初めて、本を買いに行きました。

机の上に買った本を置いていたら、母親がそれを見つけて、
次のように言いました。

「 危なっかしいから、気をつけなさい 」

本が危ない本だという風に理解し、その本を読まないようにしたのですが、
母親が言いたかったのは、
「お前は影響を受けやすく、ハマりやすいから、気をつけろ」という意味だったのだと思います。

そんなわけはないだろう!
おれはちゃんと自分をもっているし、理性的な行動をするさ!
と、鼻で笑って相手にしなかったのですが・・・・・

結局は、予言どおりに、

周囲に反対されても、自分が「コレだ!」と思うと周りが見えなくなってしまう性格が、
どんどん露わになり、アンソニーロビンズ、吉田松陰、と進んで行くのです。



一緒に仕事をしているチームメンバーからは、
「池田さんは、マイブームが定期的に変わる」と言われます。

世の中のブームはあまりにも知らないので、
常に「マイブーム」基準で動いています。

そして、今思うと、「新しいマイブーム」が始ると、変化が起きて行くなぁと思い出されます。

内にこもるマイブームのときもあれば、
外へ出て行くブームのときもありますが、

外へ出て行くブームのときの方が、周りからみても分かりやすい変化があります。
しかし、外へ出て行くエネルギー源は、内にこもっているブームのときに培われたものだったりします。

なにが言いたかったというと、
マイブームをもっていることは何につながるかわかりませんが、いいことですよ、
ということです。

いつもにも増した乱文失礼しました。