しばらく哲学について触れています。
ロジカルシンキングや、
問題解決思考などの科学的な思考や発想、
重宝されていますが、
その基礎をつくっているのは哲学です。
世界の捉え方を、偏った知識や経験に縛られてはもったいない、と思うので、
いま、少しずつ学んでいます。
この「自由の哲学」は比較的にとてもよく頭にはいってくるのですが、
デカルトは違う、とか
カントの捉え方が、、とか、
それまでの哲学者の中身を押さえているのが前提な本なのです。
哲学書自体は、これが5冊目くらいなのですが、
どれもみんな前提知識が多いのです。
いろいろ試したのですが、
一度完読し、
いまとても気に入ってるのがこれです。
「倫理」という科目ありましたよね。
倫理というと、「倫理観」というような、
「ひととしての良心」というような意味だと捉えてしまいやすいですが、
倫理とは「人間の学」です。
哲学者だけでなく、
心理学者や、社会学者や、政治学者も、
体系だてて出てきます。
ぼくのチェンジ・ザ・ワールド・カレッジの会員さんには教科書をつくっている会社の方もいるので、
今度、日本一わかりやすい倫理の教科書を送ってもらうことになりました。
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知りたいものがわからなかったら、
もっと簡単なものに、焦らず戻る。
ひとつひとつの階段をのぼれば、
必ずたどり着くのが努力のすばらしいところです。
もしかしたら、ひとより遠回りだったり、
ひとより遅いかもしれない。
でも、大切なのは他人と比べたスピードではなく、
あなたがどこにむかっていて、
着実に進んでいることなのです。
数十年後、わたしが哲学などについて、ラジオや雑誌で語っていたら、「おまえ、参考書で勉強してただろ!」と突っ込んでください(笑)
かっこわるさを歓迎できれば、
自由も成長もはやく叶うのだと思っています。