本気になってやったことは、すべて自分の血肉になる。

全力を出して、バカみたいに夢中になって、やりきる。


周りはいろいろなことを言うかもしれない。

「なんて無駄なことを」
「それがなにになるんだ」
「どうせ使われないのに」
・・・

でも、無駄かどうは、その人がどこを見ているかによって決まる。


夢中になって、全力を注ぎ込めば、必ずそれは「次」に活きる。

不採用でも、失敗でも、注ぎ込まれた情熱と本気さは、あなたの中に蓄積されていく。

ぼくは、本気になることの最も大きな利益は、そこなんだと思う。



うまくいかせようと中途半端になるよりも、

うまくいくかどうかを越えて、自分を突き動かすものに出逢えるかどうか。


仕事の質も、人生の質も、損得を越えさせてくれるなにかとの出逢いによって決まる。



反省や改善点は冷静になったときにやったらいい。

熱くなっているときは、その熱さを集中させてみる。

そこで奇跡が誕生する。



※写真は、2011年に山口県萩にある松陰神社を訪れ、雪ふる中、数時間立ち尽くしたときにメモしたものです。予報外れの大雪にふられ、そこから40度近い熱が出ました。
それから3年後、「超訳 吉田松陰」の本を書くことになるとは誰も予想していませんでした。
狂った熱意は、想像もしない現実を引き起こしますね。


池田貴将

わたし自身は、みなさまにとっての学びのパートナーでありたいと思っています。
共に成長し、共に進化していきましょう。