選択権があると、ストレスが減る。

同じ仕事量でも、会社員と、経営者だと、ストレス度合いが違う。

会社員は、会社にいかなきゃいけないし、
経営者に比べると、チョイスできる幅が大きく違う。

だから、「おれだって忙しいんだよ」といくら社長が言っても、
会社員は、「社長は自由にできることがあれだけあるじゃん」と思ってしまう。



選択権があると、ストレスが減るのは、
全国各地で観察していると、おもしろい。

本人が「快適だ」と思っているストレスの量が多いということは、
たくさんのプロジェクトや締切や人間関係や課題を同時に抱えることができることでもある。

だから、より結果が出やすくなる。

一方、選択権がないと、ストレスが増えるので、
少しの仕事量で、ストレスが耐えられなくなる。

結果が、出にくくなる。



でも、社長になると、社員の頃の「自由さ」に気づく。
自分の不自由さを思い知る。

実際は選択権があるけれど、不自由なところに目をむけて、
「不自由だ」と感じてしまう。


選択権も自由さも、思い込みにしかすぎない。

その人が、日頃、どこに目をむけて仕事をしているかによって、
会社員で、思う存分に自由さと選択権を満喫している人もいれば、
社長だけれど、不自由さと選択権のなさに苦しんでいる人もいる。


だから、自分に与えられている選択権をもっと自覚した方がいいし、
今自分に与えられている自由をもっと気づいた方がいい。


いろいろな人と会っていると、ますますそう思います。



池田貴将

わたし自身は、みなさまにとっての学びのパートナーでありたいと思っています。
共に成長し、共に進化していきましょう。