ジャズ学習法 〜 常に本番に臨むつもりで | ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

演奏活動やレッスンについてつらつらと書いていきます。

ジャズ学習法 〜 常に本番に臨むつもりで

 

求められたら
何らか演奏できるよう
レパートリーを準備しましょう。
今、できる演奏で充分です。

 

ジャズを
その場で曲を決めての演奏は
求められることは日常的にあります。

ジャズの勉強を始めて
ある程度経験を積んでいるはずなのに
その時点で練習している曲しか演奏できない、
前の曲はすぐに忘れて、
常にレパートリーは1〜2曲
という人が時々見られます。

そのような人は
「自分は初心者だからそんなの無理だ」

と言いますが、

巷の初心者ジャムセッションでも
大学ジャズ研でも
幅は狭いものの
これ1曲しか演奏できない
という状況はあり得ません。
 

「ビジネスは30秒で話せ!」

を参考に見てみましょう。

 人生は常に本番である。
 エレベーターの中だろうと、廊下を歩いていようと、電話会議だろうと、壇上でのスピーチだろうと、いつでも自分の言いたいことをハッキリ伝えられるように普段から準備しておこう。
 フォーマルな場でのスピーチなら、「時間をかけて事前に自分の考えや話を準備しよう」と誰でも思うだろう。
 だが実際には、“突然話を求められるカジュアルな場"に数え切れないほど出くわすのではないか。その時に備えて、常日頃からちょっと時間を割いて自分の考えをまとめておきたいものである。(p19)

 

 説得力あるメッセージをいつでも自然に話せる、あるいはフォーマルな場で演説できるよう意識して練習すること。
 どんな時でも少し時間を使って、「この場ではどういったメッセージを用意するべきか」と考える癖をつける。そして、頭に浮かんだ話や考えを、必要な時にすぐ話せるよう一口サイズにまとめて準備しておく。(p29)


クラシックの悪弊なのか、
フォーマルな場のスピーチのように

「時間をかけて事前に自分の考えや話を準備し」て

見栄を張ろうという気持ちが
強すぎるのではないでしょうか?


今の自分の身の丈にあった準備をしておく
というのはジャズの練習法です。

 

 

 

 

ビル・エバンスですら
最初は楽譜がなければ
簡単な曲すら弾けなかったわけですから。

 

ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

↓ぜひ応援よろしくお願いします↓

にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

 

 

 

 

 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村