わかりやすい音符の書き方(4)符幹、符尾 | ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

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わかりやすい音符の書き方(4)符幹、符尾

音符の玉(符頭)から伸びている棒を「符幹」
棒から伸びている旗の部分を「符尾」
と言います。
棒と旗を併せて「符尾」と言うこともあります。

実は今回調べて正しい定義を知りました(^▽^;)

最近はパソコンで楽譜を作成すると、
自動でレイアウトを調整するのであまり意識する必要はありませんが、
一度は一応ルールを知っておいた方が良いと思い、項目を設けました。

<符幹の向き>

低い音の時は符頭の右から上に伸ばす、
高い音の時は符頭の左から下に伸ばす。

向きは五線から出来るだけ飛び出ないように記入します。

具体的には
第3線より下の場合は上向き
第3線より上の場合は下向き
第3線上の場合は下向きにするのが一般的です。

符幹の向き


<符幹の長さ>

符幹の長さにもルールがあります。
普段ルール通りに書く意識は全くありませんが(^▽^;)

符幹の長さは1オクターブ分です。

下の譜例のように、
E音の場合は上向きの場合は1オクターブ上のE音の箇所から
下向きの場合は1オクターブ下のE音の箇所から
符幹を伸ばします。
F音の場合も同様です。

符幹の長さ

もちろん連桁の場合は長さはまちまちになります。

手書きで厳密にルールを意識して書く人はほとんどいないと思います。
ただ、符幹が短過ぎる場合は見づらく感じます。
もしこれまでにルールを知らなかった方は、
ルール通り書くことを続けることで、感覚をつかんで頂ければ、と思います。


<はた:符尾の向き>

はた(符尾)の向きは
符幹が上向きでも下向きでも右側です。
そのまま180度回転させた形ではないことを注意しましょう。

符尾の向き



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