発表会に出ましょう(ボーカル編) | ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

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発表会に出ましょう(1)
では、

発表会に出ることの効能と副作用を挙げて、

発表会を有効活用する方法を考えました。


上記記事と同様、

ボーカルに関しても発表会に出ることは

とても良いことだと思います。


ボーカル発表会についても

デメリットについて触れようと思いますが、

あくまでもデメリットは限定的で、

きちんと対処すれば全く問題ありませんので、

ぜひ最後までお読み下さい!


ボーカルの場合は、

インストに比べて曲を仕上げる、

という練習の比重が大きいので、

発表会の練習に注力するデメリットは

やや少ないとは思います。


ただ

ボーカル発表会に関して

デメリットとして考えられるのは

発表会での演奏構成が

唯一の方法であるかのような理解を

してしまう危険性があることです。


発表会は多くの方が参加するので、

段取り良く進行する必要があります。

そのため、

あらかじめ構成をコンパクトにまとめて

間延びしないようにするケースが少なくありません。

本来ジャズ的な演奏の醍醐味である

現場の雰囲気で構成を

可変的に構築するような方法では

時間が押してしまいます。


そのため発表会用の段取りを決めて

本番に備えて準備することになります。


発表会に向けての練習として

ジャムセッションにもその楽譜を持参して

参加される方もよくいらっしゃいます。


中には

ジャズ的にはイレギュラーな構成の

楽譜である場合もあります。


もちろん楽譜が整備されていたら、

演奏的には何も問題がありません。


ただ、

その構成で固まってしまうと、

後々の進歩に支障が出てくることも

考えられます。


そこで

ボーカル発表会の後は、

一度リセットして

もう一度取り組み直す

という意識が必要になるでしょう。



個々のケースにもよりますが、

発表会で使った楽譜は

その後、

日常的に使う楽譜ファイルではなく、

別の保管ファイルに移したりする

という方法などで

意識のリセットを促すようにしては

いかがでしょうか?


ジャズの三要素 ~ ジャズボーカルを勉強するために

もご参照下さい。



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